バカぼんのパパの幸せ
藤田麻衣子「あなたが私の頬に触れる時」
あなたが私の頬に触れる時。
あなたが私の髪に触れる時。
あなたが私の手に触れる時。
あなたが、私に、触れる瞬間を全て感じていたい。
あの時は、感じている事が出来たのに・・・
どんだけ、好きなんだよ。
バカじゃね?
その位、全て好きだった。
でも、、、全て、嘘だった。
全て、僕の独りよがりだった。
君には、大切な人がいた。
僕は、君の寂しさを埋める係だった。
現実を身に沁みた僕は、ただ、ただ、震えていた。
現実が、良く分からなかった。
逃げだしたくなった。
夢を見ているようだった。
何故、君が裏切ったのか分からなかった。
バカだね・・・
でも、バカはバカでいいじゃん。
誰に否定されても、、、
誰にバカにされても、、、
バカな僕がいるから、あなたは頭が良いんだよ。
バカぼんのパパは、きっと、幸せだったんだよ。
沢山の出会いの中から、見つけてくれてありがとう。