Father's Day 2019.
 
I cannot help but think about my 2 young nephews who suddenly lost their father. 
 
How can such a young mind comprehend all this tragedy?  
 
How can they make sense of all this?
 
My heart aches and goes out to my nephews in Japan.  
 
 
One day, soon enough, I will tell you both, what a great father you both had.  Many students and parents, who were touched by your father's genuine care and comfort has been reaching out to let us know what a great teacher your father has been.  They are mourning just as we are, as if they have lost a parent of their own. 
 
I can only but imagine what it must've been like to have missed your father for nearly 9 months and then to be informed recently about his transition to the other side.  
 
I've been an emotional wreck ever since I heard the news last summer and have been in a constant state of turmoil, despair and confusion - and I am sure that you felt the same way too. As much as I miss my brother, I understand how much you both miss your father very much.
 
Sadly, I don't have the answer to why he had to go through all of this on his own and make the permanent decision...Even as an adult, it's so hard for me to wrap my head around why certain people and things are the way they are... Why a person with such a kind-hearted soul like your father had to die so young...without saying good-bye.
 
Today, on your first Father's Day without your father's physical presence, I wanted you both to remember this:  
 
That you were both my brother's (your father's) pride and joy. He loved you both more than anything else in the world. Don't ever forget that - okay?  
 
 
 
 
 
5月に入ってまもなく、メッセージカード文化のアメリカの雑貨屋さんでは
 
 
 
 
早くもFather's Dayにちなんだギフトや
 
 
カードが並んでいました。

 
 
 
 
それぞれがカードを手に取って、カードを贈る相手の方の顔を思い浮かべながら選んでいるようでした。
 
 
 
こちらアメリカの文化ではStep-Family, Blended-Familyという、血縁関係という枠を超えた家族構成は一般的で、Godfather (名付け親の男性)だったりStepdad (義理のお父さん)も含めての『父の日』です。
 
 
弟にとって
喜びでもあり、
誇りでもある
2人の息子たちに思いを馳せる週末です。
 
 
 
そして一方、
父の日の雑貨や
 
 
 
カードを眺めながらこう思うのです:
 
 
 
弟に、
私たちには、
心強い2人のお父さんがいる、
ということ。
 
 
 
ふたりの父親が
どれほどまでに馨のことを思い、
 
力を振り絞って
いくつもの都道府県へ出向いて
夏の暑い日も
冬の寒い日も
花粉症でつらい春の日も
馨を探しに行っていたこと。
 
 
 
 
学校は5月下旬の説明会で父兄に『佐藤家は他の親族との意見の違いがあり、私たちも困っている』と仰ったそうですが、馨、見ていたよね。捜索願いの相談に行った時も、会議で退職が決定されてしまった11月下旬にふたりの父親が学園人事部に抗議をしに行った日も、4月30日の供養の日も、先日霊安室に集まったのも、親族みんな一緒だったってことを。
 
 
 
みんな、遺族・親族一同は真相解明を望んでいるのです。
 
 
 
2018年7月7日の朝、
いつもと変わらぬ様子で出勤したのに
 
 
弟の心と思考回路が破壊されるほどの何かが学校で起きた。
 
 
説明会ではあの日、父兄との個別の話し合いのあと、弟は時々頭を机に伏せて『疲れているようだった』と仰ったようですが、私は去年一時帰国した際にお会いした、弟がペアを組んでいた外国籍の副担任の先生から『父兄との話のあと、Mr.Satoは涙目になっていて時々頭を机に伏せていた』と直接、この耳で聞きました。
 
 
父兄を前にしてお話された方々の内のひとりが何故か終始薄ら笑いを浮かべていたり、
 
また
 
遺族がその場にいたら誤解や反感さえ招きかねない失礼なジェスチャーを無意識のうちに表現されていたというお声もたくさん届いてもいます。
 
 
その後、こちらは義理の妹も含めた遺族全員で、学校と話し合いを要請するも『学校としては奥様ならびに (去年12月の退職手続きを以て委任関係が終了している) 代理人弁護士とお父様との別々の面会を考えています』と、先方自ら私たち遺族を『別々』扱いされてきたり
 
 
学校へ面談日時の調整をする為に電話を掛けてみれば、耳を聾せんばかりの大きな音で電話の受話器を叩きつけて切られたり。
 
 
実は5月下旬の臨時説明会の日も、入場拒否されると分かっていながらもいつも通り、片道何時間も掛けて上京して学校へ出向いた父親。
 
 
 
私たちのふたりの父親は
 
 
 
 
 
 
つよいです。
 
 
弟の行方不明の日から死が確定した日まで
そして今日も
ずっと根気強く
立ち向かってくれています。
 
 
39歳という若さで亡くなった
息子の死を目の当たりにし、
70歳を越えるふたりの父親が
力を合わせて
弟の名誉と人権を守る為に
毎日、頑張ってくれている。
 
 
 
たとえ成人した子供でも
親にとって
子供はずっと、大切な子供
 
 
そして私たちは
血縁関係を超えた、
人としての深い愛情で繋がっている
Blended-Familyです。
 


バラバラなんかではありません。
 
 
 
ふたりの父親にこの感謝の想いを届けるにふさわしいカードを探しに行ったのですが、なかなか見つかりませんでした。