今月初め、実家に帰省していた間、いつも絵手紙をやり取りしていた伯母さんが亡くなりました。

2年前に入院し、ここ1年ほどお返事が無かったので、体力低下を心配していましたが満93歳ということもあり、眠るように旅立ったそうです。

震災前、母が伯母さんと絵手紙のやり取りしていると、楽しそうに話していました。

震災後は父と私のところへ事あるごとに心を寄せてくださって、絵手紙を手にした時に感じたあったかい気持ちを忘れることができません。

送られて来た伯母さんからの絵手紙の一部です。

下段中央のうす紫色の花は「大根の花」です。

私の弟とのエピソードが添えてありました。

年寄りに優しかった弟のことを思い出させてくれます。

↓地元の墓地に咲いていた「大根の花」の写真。

上段右側の人物の絵は、私の祖父が戦争へ出征する時の様子を描いてくれた絵手紙です。記憶力のいい伯母さんから私が知らなかった昔の話をたくさん教えてもらって感謝しています。

伯母さんから受け取った絵手紙のあたたかさやぬくもりを、これからも大事にしていこうと思います。

ありがとうございました。

合掌

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＊伯母からの絵手紙＊