ドル円の今後の展開について考えます。

先日のジャクソンホールでのパウエルFRB議長の講演内容について、発言自体のサプライズはありませんでしたが、今後のFRBの追加利上げ姿勢を強める結果となりました。米2年債利回りは5.100%に達して依然として強い形を維持しています。10年債利回りは4.300%台から4.200%台に押し気味ですが、こちらも下落しそうな気配はなく、結果として相関性の高いドル円は高値圏でも下支えられるだろうと考えられます。

パウエルFRB議長は、インフレ率はまだ高すぎる、必要なら追加利上げを行い、インフレ指標が持続的に低下していると確信するまでは金利は据え置くと発言されていました。8月の米CPIの結果は+3.2%となっており、7月の+3.0%から上昇していました。持続的に低下していると確信してもらうためには、インフレ目標である2.0%近辺まで落ち着き、その水準が続かないと次のステップにはいけないということになります。FRBが注視している指標はCPIだけではありませんが、少なくとも物価高がより落ち着いてこない限り、ドルは強い状況が続くことになりそうです。

ちなみにゴールドマンサックスの予想では、半年後のドル円は155円に到達するであろうことが予想されており、現在の146円台から見れば9円ほど上昇する余地があることになります。日銀による介入懸念はありますが、伝家の宝刀を抜くには状況が悪すぎますし、今のままでは大義がありません。今年の秋から冬にかけては、150円に向けてじわじわと上昇していくことを想定しておいたほうが良いのかも知れません。

本日のNYタイムに発表される米指標はこれといって注目すべきものはありませんが、現在の高値圏である146円台ではなかなか買いポジションを構築しづらいです。少しでも押し目があれば多くの人が拾いたいと考えているでしょうが、145円台に落ち込む場面があれば、徐々に買いポジションを構築しておき、来るべき150円に向けて期待を膨らませておきたいと思います。

 

 

 

USD/JPY sell 146.456 - 146.385 71,000円

USD/JPY buy 146.499 - 146.571 72,000円

 

14.3pipsで143,000円利確!

 

■月間成績

■2021年

4月合計 38.5pips 385,000円

5月合計 49.1pips 491,000円

6月合計 32.7pips 327,000円

7月合計 56.9pips 569,000円

8月合計 44.9pips 449,000円

9月合計 147pips 1,470,000円

10月合計 186pips 1,860,000円

11月合計 162pips 1,620,000円

12月合計 164pips 1,640,000円

■2022年

1月合計 177pips 1,770,000円

2月合計 190pips 1,900,000円

3月合計 260pips 2,600,000円

4月合計 268pips 2,680,000円

5月合計 233pips 2,330,000円

6月合計 324pips 3,240,000円

7月合計 262pips 2,620,000円

8月合計 276pips 2,760,000円

9月合計 242pips 2,420,000円

10月合計 255pips 2,550,000円

11月合計 288pips 2,880,000円

12月合計 299pips 2,990,000円

■2023年

1月合計 265pips 2,650,000円

2月合計 247pips 2,470,000円

3月合計 139pips 1,390,000円

4月合計 147pips 1,470,000円

5月合計 98pips 980,000円

6月合計 237pips 2,370,000円

7月合計 342pips 3,420,000円

8月合計 290.39pips 2,903,900円

 

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