1927年 のチャールズ・リンドバーグ の快挙に続き、女性として初めての大西洋 単独横断飛行などをした。リンドバーグに続き、女性初の大西洋横断飛行を成し遂げたことから、ミス・リンディの愛称がある。知的かつチャーミングな女性であったため、当時(そして今も)は絶大な人気があり、彼女の名前を冠された商品も多岐にわたっていた。これらは出版人であった夫のジョージ・パットナム の協力と手腕であったとされる。最期となってしまったフライトも、7月4日 の国民的祝日のアメリカ独立記念日 に米国本土到着を計画したもの、との見方がある。
その最期となってしまった1937年7月の赤道 上世界一周飛行の途中で、南太平洋 において行方不明となった。
また、イアハートは自身の体験を通じ、女性の地位向上に熱心な活動を行ない、ゾンタクラブ の主要メンバーとして活躍していた。今もイアハートの名前を冠した奨学金制度(大学院課程で航空関連の科学や技術を学ぶ女性対象)が運営されており、日本人女性も例外ではなく、事実、この制度に助けられている女性は少なくない(ゾンタクラブは2012年現在も日本 を含めた世界で活動が続いている)。
近年の日本においては知る人が少ない存在ではあるが、アメリカでは今も代表的国民ヒロインの一人であり、さらに謎めいた最期のために、未だにSF・フィクションの世界では彼女の登場するものが少なくない。
昨今、これらの現象から、ナンバー1でなくても切り口を変えればナンバー1になりうる、としてマーケティング分析分野では「アメリア・イアハート効果 」という語も生まれている。