天然のウオータースライダーとして知られる府中市三郎丸町の三郎の滝が、家族連れでにぎわっている。

 「滑り台」は清流が岩肌を磨き上げた長さ約30メートル。水着やシャツを着た子どもたちは連なって滑り降りたり、うつぶせになって飛び込んだりしている。緩やかに蛇行するコースで懸命にバランスを保ちながら、滝つぼで水しぶきを上げていた。

 連日、約2千人が訪れているという。福山市津之郷町の津之郷小6年、沢田脩人君(12)は「冷たい水と滑った時のスピード感が最高」と笑顔だった。

【写真説明】歓声を上げて滑る子どもたち