米大手銀行の投資判断の引き下げによって、ニューヨークダウ一時362ドル安を受けて、日経平均も352円安と大幅安で終わりました。
アメリカでは利下げ後、FRBが緊急資金供給を行いましたが、それが逆に金融機関の資金繰りに不安があると受け取られ、市場には逆効果になりました。
商品相場は昨日の急騰した分の値上がり益を確保する売りが優勢となり下落しましたが、昨日のストップ高を含む大幅高に対しての下げは、予想できる範囲内でした。
8月に株が下落した時も、商品相場が、原油、金を中心に8月17日に安値をつけましたが、その後は株の戻りがもたつく中、商品のほうはすぐに下落前の水準に戻し、その後逆に、株や債券から資金が流入し、高値更新となりました。
今回もサブプライムの影響で下げている分商品は下げているだけだと思いますので、安いところを拾っていけば、前回同様大きな利益につながると思います。
現在、為替114円49銭です。
為替は、雇用統計の発表、商品は今晩のシカゴコーン、シカゴ大豆、NY金、NY原油の動きも気になります。
さあ来週はどういう動きになるでしょう。