Condor Flats
コンドールフラッツは、飛行機の格納庫を舞台にしたエリアで、人気アトラクション「ソアリン・オーバー・カリフォルニア」があります。このほかショップやレストランなど1施設ずつしかありません。DCAエントランスから入ってブエナビスタストリートを通り、右手に進むとこのエリアがあります。
Soarin' over California
ソアリン・オーバー・カリフォルニアは、2001年にDCAがオープンした当初から存在する人気アトラクションです。
Q-ラインには、1940年台から1960年台半ばに活躍したパイロットやエンジニアを称える航空史が写真と共に飾られています。
映画「Planes」の公開を機に、搭乗前のモニターにプレーンズのキャラクターと訪れる街の名前が流れていきます。
サンフランシスコのゴールデンゲートブリッジからスタートし、ヨセミテ国立公園やロサンゼルスの街を駆け抜けます。
どういうアトラクションかと言うと...
ゲストはリフト状のライドに乗りこみ、目の前に広がる大型スクリーンに投影される映像を見ることになります。ストームライダーの床がなくてスクリーンがもっとでかくした感じですね(笑)
アトラクションのロゴに紙飛行機が描かれていますが、実際にはハンググライダーでアメリカの自然や街中を駆け抜けます。動きに合わせてライドが左右に傾いたり、オレンジ畑を通過したときにはオレンジの香りが、海の上を通過するときは海風が当たるなど、視覚に加えて嗅覚や聴覚をくすぐります。
二番目と三番目のリフトに乗車すると写真のように前のリフトに乗った人の足が視界に入ってしまうのが難点です。
文字で説明するのは少し難しいのですが、何よりも鳥肌が立つくらい感動するアトラクションです。オープン当時から変わらないこのアトラクションの音源を聞くたびに自然と鳥肌がたってしまいます。
オープン当初は120分以上の待ち時間がありましたが、現在は平均で40~50分待ちと以前よりも待ち時間に落ち着きがみられました。ファストパス対象のほか、シングルライダーも導入されました。
このアトラクションは、当初東京ディズニーシーのポートディスカバリーや第8のテーマポートにできるのではという噂が飛んでいました。しかし、東京ディズニーシーのテーマや立地の関係からその話は見送られ、今に至っています。
そんな中、富士急ハイランドがこのアトラクションに非常に似た「富士飛行社」をオープンさせました。DCAでソアリンに乗車したかたいわく、ソアリンの日本版だと言います。映像は都会の街並みや富士山上空を飛行するそうです。また、みかん畑上空ではみかんの香りがするなど、演出も非常に似ているとのことです。
日本では富士急ハイランドに、この類似アトラクションがありますので、乗ってみたい方は東京ではなく、山梨に行きましょう(笑)
ソアリンは、ウォルト・ディズニー生誕100周年を記念して、フロリダ・エプコットに寄贈され、現在DCAとEPCOTで同一の内容で運営されています。また、2016年オープン予定の上海ディズニーランドにも「似た」アトラクションが導入されるとの情報です。