世界最軽量のアンコウフックを目指して色々と遊んでいますが、今日は別ギミックのフックを思いついたので実験してみました。
 
 
ロープを掛けたい枝のすぐ上の枝にツノが干渉して、ツノがもっと短かったらいいのに!と思うことはありませんか?
 
 
ウェイトを持ち上げてから枝の向こうに落とす。じゃなくて、フックの先端からウェイトを落としたい!と思ったことはありませんか?

 

 

過去にも何度がチャレンジしようと思っても、良いアイデアが思い浮かんでこなかったんですが、、、、

 

最軽量フックのグルグル部の太さを増強するのに樹脂ホースが活用できないかな~

 

なんて、ボケーっと妄想していると、、、

 

フレキシブルホースの先端からポロリとウェイトが落ちてくるアイデアが降ってきました。

 

イメージとしては象が鼻に貯めた水を吐き出す感じ。

 

あれこれと脳内実験をしていると、フレキホースと専用のウェートがあればイケそうな気がしてきたのでホームセンターで材料を早速購入。

 

購入したホースをオリジナルアンコウフックに針金で取り付け、チェーンをスローラインに結び付けて準備完了。

 

 

では、動作確認!

 

 

コンセプト検証動画

 

ラインを引くとフレキホースの先端が小型グルグルフックに向かって湾曲。

 

そのままラインを引き続けると、ウェイトがホースの中を進んで小型グルグルフックに到達。

(ウェイトはグルグルフックを通過できないので、そこで止まる)

 

ラインを緩めるとホースの先端がグルグルから離れ、ウェイトが自重でポロリと落下。

 
おおむね脳内実験とリアル実験が一致しました。
 
が、ここで大きな問題に気が付きました!
 
 
 
形状やウェイトの動きがアンコウフックとは大きく異なるので、アンコウフックとは呼べない(笑)
 

ゾウの鼻っぽい動きなので、エレファントフックと命名しようと思いGoogle検索すると、、、

 

アーボリスト御用達のエレファントウィンチの交換用フックが引っ掛かった(笑)

 

 

まぁ、ウィンチとは直接関係ないからエレファントフックでいいですよね?

 
 
ちなみに、エレファントフックの現時点の最大の欠点はセッティングが面倒くさいこと。
 
セッティング動画

 

セッティング以外にも専用ウェイトが軽い等の課題は多いですが、工夫すればパイプ1本の構造が作れて軽量化のポテンシャルは高いと思います。
みなさんも自由研究のネタにいかがです?