またまた、西洋占星術のお話です。
5/17に幸運と拡大の星・木星が牡牛座に入りました。
来年2024年5/26までの約1年間牡牛座に滞在します。
日常を「自分なりの幸せに満ち足りて生きること」を模索する1年間になるでしょう。
まず「自分を豊かにするもの」が他人と同じである必要がなくなります。
山羊座冥王星時代に完成された「経済力」や「ステータス」などへの執着から解放され、自由にライフスタイルを選択できるようになるでしょう。
働き方の多様化やコロナ禍の自粛生活の反動もあり、都会を離れ、自然豊かな土地へと移り住む人も増えていく傾向にあります。
同時に豊かさにまつわる「価値観」「所有や消費の仕方」も変化していきます。
この夏は旅行やレジャー、エンターテインメントなどを楽しむ気持ちが高まり、ここ3年ほどの鬱憤を晴らすように開放感を求めるでしょう。
ただ、気になるところでは、引き続き「水」による自然災害(豪雨・河川の氾濫・土砂崩れ・台風など)には注意が必要です。
ハザードマップの確認や、防災備蓄品などの点検も忘れないようにしましょう。
7/18に社会の基軸が動くと、人々は性差を超えた「人間性」を重んじるようになり、「男だから」「女だから」という偏見は時代遅れの象徴として撤廃されていくでしょう。
パートナーシップのあり方や役割も、よりバリエーション豊富になりそうです。
ワンオペ家事が減り、育児休暇が取得しやすくなると、家族で協力する環境が整い、出生率の増加につながることが期待されます。
一方、すべての人に共通する幸せや豊かさの雛形はもう無いに等しい状況です。
「3高(高学歴・高収入・高身長)」の彼がいれば幸せだった時代は終わり、今や「3NO(暴力を振るわない・借金しない・浮気しない)」のノーリスク男子が求められています。
バブル期のような「高価なブランド品」を持つだけでは満たされない「心の豊かさ」に焦点が当てられそうです。
この木星が牡牛座に滞在する期間は、五感で感じるリアルな体験や交流を必要とし、付加価値があるものに投資する傾向になるでしょう。
可能な限り「自分が心地よいと感じるペース配分で生活すること」「自分の気持ちをおろそかにしないこと」「本来の身体感覚を取り戻すこと」を意識すると良いようです。
また、牡牛座は「食べること(食事)」に関わる象意もあります。
素材や味、鮮度はもちろんのこと「生産者」「(農薬の使用状況などを含む)栽培方法」「販売ルート」「安全性(遺伝子組み換えなど)」の詳細まで比較検討されるようになり、新鮮な野菜を直接入手できる各地の青空マーケットや道の駅等が人気になりそうです。
他にも食事が身体を作ることから「マクロビオティック」や「薬膳」などもリスキリングの対象となり、注目されるでしょう。
「心の余裕」と「健康的な生活習慣」の上に成り立つ「豊かなライフスタイル」に憧れる人も多いかと思われます。
食器やテーブルコーディネートを楽しんだり、ハーブを育ててちょっとした自給自足を目指したり、生活そのものを彩る工夫が流行しそうです。
野外で食事をする醍醐味を味わうキャンプも引き続きブームが続くでしょう。
ガーデニングも含め、自然と触れ合う機会をつくると、諸々安定しそうです。




