秋の憂うつ...気になりませんか?

秋の長雨が続いた後、日暮れが早くなり、虫の声に耳を傾ける長く静かな夜など。

何とも言えないメランコリックな感じがします。

 


漢方では、気分がつまってふさいでいる状態を気滞(きたい)と呼んでいます。

気滞では、気分のアップダウン以外にも様々な症状があらわれます。

 

□ イライラして怒りっぽい

□ 何となく気分が沈みがち

□ のどや胸でつかえた感じがする

□ お腹や脇が張って苦しい

 

このような症状を取るのにおすすめなのが柑橘類です。

柑橘の皮をむいた時の良い香りは、気分のつまりを取り払ってくれます。

そして秋におすすめの柑橘が「かぼす」!

 

 

秋の憂うつを晴れやかにする【かぼすのホットワイン】

 


かぼすは「平性/酸味」で気分を巡らせ、カルダモンは「温性/辛味」で胃腸を温めます。

 

【材料】

 

・白ワイン 250cc

 

A カルダモン 2粒(傷をつけておく)

A 生姜スライス 1

A はちみつ 大さじ1

・かぼす スライス2枚(先に皮を洗って切る)

 

【作り方】

 

 鍋に白ワインとAを入れて、沸騰する直前まで火にかける。

 ①にかぼすのスライスを入れて、混ぜながら30秒ほど温める。

 カルダモンと生姜は除いてカップに移す。

 

 辛味が苦手な方は生姜を抜いてもよいでしょう。

 

 

秋刀魚(さんま)の塩焼きに大根おろしとかぼすを添えて食べるのも秋の至福ですよね。

これはカゼのひきはじめや、胃腸が冷えて消化力が弱っているときにおすすめですよ♪