漢字では「無花果」と書くように、花は外を向いて咲きません。
私たちがいちじくの果実と呼んでいる部分が、花嚢(かのう)といって小さな花の集まりになっています。
整腸作用があり、大腸を潤してお通じをつけます。
さらにのどや肺など呼吸器も潤して、乾燥による咳などを鎮めてくれます。
果物として生のまま、または生ハムなどを添えて前菜として食べるのも美味しいですね♪
乾燥便秘にお試しあれ!
いちじくを手軽に活用したい時は、ドライタイプがおすすめです。
イラン産のいちじくは小ぶりで外側がしっかりと乾燥するので硬め。
トルコ産のいちじくは大ぶりで乾燥していても、しっとり柔らかいのが特徴的です。
【 秋分の薬膳 ドライいちじくの紅茶煮デザート 】
【材料】作りやすい分量
・ドライいちじく 100g
・紅茶のティーパック 1つ
・シナモンパウダー 少々
・クローブパウダー 少々
・水 200cc
・砂糖 大さじ1
【作り方】
① 鍋で水を沸騰させたら紅茶のティーパックを入れて、濃い目のお茶を作る。
② ①にシナモンとクローブ、砂糖を加えて混ぜ、いちじくを加える。
③ 弱火で20分ほど煮る。
小腹がすいてくる時間帯にうってつけです。
スパイスの香りが秋の夜長を彩り、豊かな気分で眠りにつけるでしょう。

