日本では立春の早朝、禅寺の入口に「立春大吉」と書いた紙札を貼る習慣があります。



裏側から見ても同じ文字に読めることから、入った鬼が間違えてすぐ出ていくようにするための仕掛けなのだとか。

市井では厄除けとして、家の鬼門にこの紙札を貼るご家庭もあります。

 

春のスタートを祝うといえば、中華圏の「春節(しゅんせつ)」が有名ですね。



月の満ち欠けを利用した太陰暦のお正月です。

新年最初の満月が「正月明け」となり「元宵節(げんしょうせつ)」と呼ばれます。



冬の夜空に冴えわたる満月を見ながら、ごま餡を入れたまあるいお団子をゆでて食べる習わしがあります。

 

しかし春とはいえ、この頃に大雪が降ることも多いので、身体を冷やさぬよう体調管理にも注意が必要です。