臨時国会 首相、冒頭解散で調整 10月22日投開票が軸
毎日新聞2017年9月18日 02時30分(最終更新 9月18日 07時26分)
https://mainichi.jp/articles/20170918/k00/00m/010/123000c
安倍晋三首相は28日の臨時国会冒頭にも衆院を解散する方針を固めた。政府・与党は衆院選を「10月10日公示・22日投開票」の日程で実施することを軸に調整に入った。内閣支持率が回復基調にあるとみて、民進党など野党の選挙協力や、小池百合子東京都知事の側近らによる新党結成の動きが進まないうちに解散する方が得策との思惑がある。
衆院解散強まる 「北朝鮮」長期化にらみ 危うい政治空白
毎日新聞2017年9月18日 06時30分(最終更新 9月18日 08時09分)
https://mainichi.jp/articles/20170918/k00/00m/010/125000c?inb=fa
北朝鮮が核実験や弾道ミサイル発射を繰り返し、米国は軍事オプションも排除しない対応の検討を続ける中、安倍晋三首相が衆院解散に踏み切れば、日本政府は外交など当面の対応が制約される。それでも安倍政権は、来年以降は北朝鮮情勢がさらに緊迫し、解散のタイミングを失いかねないと判断。今のうちに政権基盤を固めようと狙うが、解散による政治空白に批判が起きるのは必至だ。
衆院解散強まる 問われる大義名分 公明、改憲回避の思惑
毎日新聞2017年9月18日 06時40分(最終更新 9月18日 06時40分)
https://mainichi.jp/articles/20170918/k00/00m/010/127000c?inb=fa
安倍晋三首相が臨時国会冒頭にも衆院を解散する公算が大きくなった。内閣支持率が復調する一方、民進党は混乱が続き、小池百合子東京都知事に近い議員の新党も準備が遅れており、早期解散で機先を制する好機だと判断した。しかし政権維持を優先する解散に「大義」は乏しく、野党は「加計学園などの疑惑隠しだ」とさっそく批判。さらに北朝鮮情勢が緊迫する中で政治空白が生じれば、かえって国民の反発を招きかねず、首相の思惑通りに展開するかは不透明だ。
「疑惑隠し」野党が批判
衆院解散強まる 自己都合を優先
毎日新聞2017年9月18日 06時50分(最終更新 9月18日 06時50分)
https://mainichi.jp/articles/20170918/k00/00m/010/129000c?inb=fa
「臨時国会のことを考えると、何一つ良いことがない」。8月下旬、政府関係者が暗い表情で秋の政局の見通しを語ってくれた。
野党は加計学園・森友学園問題で安倍政権への追及を強めようと手ぐすねを引いている。疑惑を打ち消す説明のできない状況は、内閣支持率の急落した通常国会閉会時と変わらない。
細野豪志議員 「新党、衆院選前に」若狭氏と連携
毎日新聞2017年9月18日 07時00分(最終更新 9月18日 07時00分)
https://mainichi.jp/articles/20170918/k00/00m/010/130000c?inb=fa
民進党を8月に離党した細野豪志元環境相は17日、若狭勝衆院議員と連携した新党を、衆院選前に結成する意向を固めた。民進党を離党した笠浩史衆院議員ら3人も同調する見通し。細野氏は周辺に「選挙までに新党を作る」と伝えた。安倍晋三首相の早期解散方針に対応して前倒しする。
「国民をバカにしてると思われる」 山本元沖縄担当相、冒頭解散に懸念
「東京新聞」2017年9月18日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201709/CK2017091802000137.html
自民党の山本一太元沖縄・北方担当相は十七日、自らのブログで、安倍晋三首相が臨時国会冒頭に衆院を解散した場合「内閣改造直後の臨時国会をやらず解散総選挙をやることを国民がどう受け止めるか。ちゃんと説明がないままやったら『国民をバカにしている』と思われてしまう」と懸念を示した。
ロンドン地下鉄テロ 2人目を逮捕 少年宅で爆弾製造か
毎日新聞2017年9月17日 21時53分(最終更新 9月17日 23時33分)
https://mainichi.jp/articles/20170918/k00/00m/030/096000c
【ロンドン矢野純一】ロンドンの地下鉄で起きた爆弾事件で、ロンドン警視庁は17日、ロンドン西部ハウンズローで、事件に関与していた疑いがあるとして男(21)をテロ容疑で逮捕したと発表。16日に逮捕した少年(18)が住んでいたとみられるロンドン西郊サンベリー・オン・テムズの自宅などを家宅捜索している。
トランプ氏 「北朝鮮GSに長い列、残念だったな」
毎日新聞2017年9月18日 00時10分(最終更新 9月18日 07時16分)
https://mainichi.jp/articles/20170918/k00/00m/030/132000c
【ワシントン高本耕太】トランプ米大統領は17日朝、ツイッターに「昨夜、韓国の文(在寅)大統領と協議し、ロケットマンはどうしているか尋ねた。北朝鮮ではガソリンスタンド(GS)に長い列ができている。残念だったな」と書き込んだ。
北朝鮮は国連安全保障理事会の制裁に備え、国内のガソリン流通を制限していると伝えられている。トランプ氏は制裁が既に効果を上げているとの認識を強調したものとみられる。ただ、ネット上では、ハリケーン被害に襲われた米南部フロリダ州ではガソリン供給が滞り、実際にスタンドで長い列ができていることから「不謹慎だ」との声が上がっている。
北朝鮮ミサイル 防衛省、PAC3を函館に展開へ
毎日新聞2017年9月17日 21時56分(最終更新 9月17日 22時50分)
https://mainichi.jp/articles/20170918/k00/00m/040/097000c
北朝鮮の弾道ミサイルが2回にわたって北海道南部の上空を通過したことを受け、防衛省は航空自衛隊の地上配備型迎撃ミサイル「パトリオット」(PAC3)を北海道函館市周辺に展開する方向で調整に入った。政府関係者が17日、明らかにした。早ければ19日にも展開する。
中国の民間企業、北朝鮮にミサイル開発物資を密輸か
「朝日新聞」2017年9月18日05時03分
http://www.asahi.com/articles/ASK9K5H7WK9KUHBI016.html?ref=rss
今年4月ごろ、中国の民間企業が北朝鮮に対してミサイル開発に必要な物資を密輸していたと、中朝貿易に精通する北朝鮮関係筋が明らかにした。北朝鮮が日米韓の予測を上回る速度で核やミサイル開発を進めている背景には、密輸やハッキングなどを駆使している可能性が高い。米国は情報戦略の見直しも迫られている。
放置された森林、市町村が管理・貸し出し 林野庁新制度
「朝日新聞」2017年9月17日22時58分
http://www.asahi.com/articles/ASK9H524YK9HULFA019.html?ref=rss
手入れをされずに放置されているスギやヒノキなどの人工林を再整備するため、林野庁は「森林バンク」制度を創設する。市町村が借り上げて集約し、意欲のある林業経営者に貸し出す。林業経営の規模拡大と環境保全を両立させる狙いだ。年明けの通常国会に関連法案を提出し、来年度の導入を目指す。
高齢者に迫る「大負担増時代」 じわり拡大、全体見えず
「朝日新聞」2017年9月18日05時00分
http://www.asahi.com/articles/ASK8Q3HH3K8QULZU001.html?ref=rss
65歳以上の高齢者人口が推計で3500万人を超えた。医療や介護といった社会保障制度は見直しを迫られ、支払い能力に応じて高齢者にも負担を求める流れが続く。さまざまな負担が積み重なる「大負担増時代」を迎え、高齢者の家計はどんな影響を受けるのか。丁寧な検証が欠かせない。(編集委員・清川卓史)
「住みたい街」武蔵小杉2位に…横浜3位に転落
「読売新聞」2017年09月17日 16時39分
http://www.yomiuri.co.jp/national/20170917-OYT1T50007.html?from=ytop_main6
マンション販売の「長谷工アーベスト」(東京)による「住みたい街(駅)ランキング2017」で、2014年以降、首都圏2位の座を守り続けてきた「横浜」が、「武蔵小杉」(川崎市中原区)に取って代わられた。
調査は04年に始まり、横浜は14年に東京・自由が丘を抜いて2位に躍り出たが、今回、大規模な再開発が進み注目されている武蔵小杉に地位を明け渡した形だ。
住みたい街ランキング(首都圏)
1位 吉祥寺(東京)
2位 武蔵小杉(神奈川)
3位 横浜(神奈川)
4位 自由が丘、恵比寿(東京)
6位 品川(東京)
7位 大宮(埼玉)
8位 浦和(埼玉)北千住(東京)
10位 新宿(東京)池袋(東京)
釜山総領事館前に徴用工像計画…韓国の市民団体
「読売新聞」2017年09月18日 08時58分
http://www.yomiuri.co.jp/world/20170918-OYT1T50007.html?from=ytop_main4
【ソウル=水野祥】聯合ニュースによると、韓国の市民団体が18日、釜山で記者会見を開き、日本の植民地時代に動員された徴用工の像を来年5月、釜山の日本総領事館前に設置する計画を発表する。
大使館前や総領事館前への像の設置は、ウィーン条約に抵触する。
ロシア、中国海軍が日本海で演習 日米韓けん制狙う
「共同通信」2017/9/18 09:05
https://this.kiji.is/282301540366074977?c=39546741839462401
【ウラジオストク共同】ロシアと中国の両海軍による合同軍事演習が18日、始まった。22~26日には日本海とオホーツク海の海上で演習を実施。核・ミサイル開発を加速する北朝鮮に対するミサイル防衛(MD)を強化する米国や日本、韓国をけん制する狙いがあるとみられる。
台風18号、列島縦断 西日本中心に大荒れ
「共同通信」2017/9/18 01:11
https://this.kiji.is/282049631377540193?c=39546741839462401
大型の台風18号は17日、九州に上陸後、四国、近畿に再上陸した。各地を暴風域に巻き込みながら日本列島を縦断。猛烈な雨が降るなど西日本を中心に大荒れの天気になり、河川の氾濫や家屋の浸水被害が相次いだ。土砂崩れも発生し、大分県では複数の道路が寸断され500人以上が孤立、香川県では住宅1棟が押しつぶされ、1人が行方不明となった。高知県と大分県でも船や田んぼの様子を見に行った男性計3人と連絡がついていない。強風にあおられ転倒するなどけが人も相次いだ。
<日本一の芋煮会>2代目鍋太郎の引退に市民ら拍手 25年で80万食提供
「河北新報」2017年09月18日月曜日
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201709/20170918_53001.html
直径6メートルの大鍋で芋煮を作る山形市の秋の風物詩「日本一の芋煮会フェスティバル」(実行委主催)が17日、同市の馬見ケ崎川河川敷であった。
「2代目鍋太郎」の愛称で親しまれる大鍋に里芋3トン、牛肉1.2トン、しょうゆ700リットルといった県産の食材を投入。油の代わりにバターを潤滑剤に使った芋煮会専用の重機ですくい上げ、しょうゆ味の山形風芋煮約3万食を提供した。
<福島・楢葉町>ごみ無料回収、今月末終了 駆け込み殺到で帰町者混乱
「河北新報」2017年09月18日月曜日
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201709/20170918_63006.html
東京電力福島第1原発事故に伴う避難指示の解除から今月5日で2年となった福島県楢葉町で、住宅の片付けごみなどが急増している。国による町内の無料回収が今月末で終わるため、廃棄や回収依頼などの駆け込みが殺到した。帰還準備で片付けが続く町民からは無料回収の延長を求める声も。混乱回避へ、関係機関は対応に追われている。
【栃木】雪崩当日「反対、不安あった」 参加の教員、遺族に伝える
「東京新聞」2017年9月18日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/list/201709/CK2017091802000145.html
那須町で三月、登山講習中の高校生七人と教員一人が雪崩に巻き込まれて死亡した事故で、講習に参加した一部の教員が当日の訓練実施について「教員や生徒に反対や不安の声があった」と遺族に伝えていたことが十六日、学校関係者への取材で分かった。
【千葉】<原発避難 ふるさとを返して>(中)「原発事故なければ」 南相馬市から避難の菅野さん
「東京新聞」2017年9月18日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/list/201709/CK2017091802000141.html
秀一さんの遺影の前で、福島県南相馬市での生活を振り返る菅野美貴子さん=千葉市で
「人間はどのように生き、どのように死んでいくかを自身で決める自由があり、権利がある。私たちの六年間の避難生活が報われるよう、今後このような思いをする人が出ないようにと祈っています」
一月三十一日、千葉地裁の二〇一号法廷。東京電力福島第一原発事故を受け、福島県南相馬市鹿島区から千葉市に避難した菅野美貴子さん(62)は、原発避難者訴訟の原告の一人として、そう意見陳述した。一緒に避難した夫の秀一さんは二年前、六十四歳で亡くなった。
【東京】ミクロネシアのごみ問題改善へ 八王子市が職員ら派遣
「東京新聞」2017年9月18日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/list/201709/CK2017091802000101.html
八王子市が寄贈した収集車が活躍するミクロネシア連邦チューク州でのごみ収集の様子(同市提供)
八王子市は、国際協力機構(JICA)や創価大(八王子市)と協力し、ミクロネシア連邦チューク州ウェノ島のごみ問題の改善に乗り出す。市のごみ排出量の少なさは全国トップクラスで、市民とともにごみ削減に取り組んできた経験や実績を国際貢献に生かす。 (萩原誠)
復興の歩み少しずつ 南阿蘇村立野の住民、犠牲夫婦に報告
「熊本日日新聞」2017/9/17 09:33
https://this.kiji.is/281951887966635105?c=39546741839462401
熊本地震は16日、本震の発生から1年5カ月を迎えた。土砂崩れが多発した熊本県南阿蘇村立野の新所区では、犠牲となった60代夫婦の自宅跡に住民が訪れ、祈りをささげた。
台風直撃県内大荒れ 7月豪雨に続く大雨 避難者、不安と疲れ [大分県]
「西日本新聞」2017年09月18日 06時00分
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/oita/article/359465/
冠水した大分市古国府の住宅地の道路
台風18号により水位が上がった大分市の大野川
水位が増した日田市の三隈川にある鮎やな場で作業をする関係者
大分市の港に並ぶ小型船。様子を見に来た男性は「いつもよりロープを強めにつないでいる」と話した
17日午前、鹿児島県に上陸した台風18号は県内を暴風域に巻き込み、中部や南部では浸水被害や河川の氾濫などが相次いだ。7月の九州豪雨に続く大雨。県民は、自然の猛威にふるえた。
演舞、熱く強く 沖縄全島エイサーが閉幕
「琉球新報」2017年9月18日 06:00
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-577883.html
2年ぶりに大トリを務め、勇壮な舞いで会場を盛り上げる沖縄市の園田青年会=17日、沖縄市のコザ運動公園陸上競技場
【沖縄】第62回沖縄全島エイサーまつり(主催・同実行委員会=沖縄市、琉球新報社、沖縄テレビ放送、市観光物産振興協会、市青年団協議会)が17日、最終日を迎え、沖縄市のコザ運動公園陸上競技場で行われた本祭に市内外の14団体が出演した。各団体は力強く、躍動感あふれる演舞で観客を魅了した。