行ってきました!こどもの日スペシャル!

毎年私の母が恒例でチケットを取ってくれ、私を除くウチの家族4人と私の方のじいじばあば妹の7人で行きます。今回はじいじばあばではなく義姉とその娘、妹ではなく私の7人。

 

公演前に大音大の学生さんが本物の楽器を触らせてくれるイベントをやっており、予約制。今回は、なんとばあばが予約し損ねていたという事件が!いや、事件というほどでもないけど。

 

子どもらは楽しみにしていたけど、触れないからといって不機嫌になることもなく、センター前の広場で楽しそうに走り回っていたので問題なし。

 

 

 

F列という幸運にも恵まれ、アキラさんのトークや演奏の迫力や曲のチョイス等々楽しくて、あっという間の1時間でした。何よりアキラさんのあのトークのゆるさ!余裕と貫禄を感じました。平気で「なんだっけ?」とか「調べてくるの忘れた」とか言うんです。仕事柄完璧を求めてしまう癖を反省しました。内容や雰囲気にも寄るんだろうけど、でもあのゆるさがみている人の緊張をほぐしてくれるんだろうね。

 

思い出したのが朝日新聞の天声人語。フジコ・ヘミングさんが演目としていた曲を「練習してないからやりません」と言ったとか。不真面目かユーモアかはその人の人柄が大きく影響する。お二人ともそれを周囲に受け入れさせるだけの何かがあるんだろうね。

 

このイベントは今年で20回目を迎えるそうで、生まれたての子どもが成人?を迎える年月。嫁さんが言うには「メンバーの皆さんが変わらずにいてくれているのが本当にありがたい。おかげで安心して演奏を聴くことができる。きっと皆さん、アキラさんに付いていこうと思われているんだろうね」

 

 

 

音楽という芸術にはいつも感動させられ、いつも自分の過去を反省させられ、これからの自分に期待させられる。

 

演奏や楽器やその演奏者にはライブでしか味わえない感動があり、いつも「来て良かった」と思わせてくれる。ライブを味わうたびに楽器をしてこなかった自分の子どもの頃を残念に思う。演奏を観るたびに「よし、楽器始めよう!」と思う。なかなか続かないけど苦笑(今回は鍵盤ハーモニカを考えている)

 

運動しかしてこなかったので芸術とは無縁の人生だった。どちらかというと軟派な人がするものというとんでもない偏見を持っていた。いまは思っていません!

 

人生を楽しく華やかにする音楽。今度こそもう少しお近づきになりたいなと思ったこどもの日でした。