「 足のむくみ 」と聞くと、
・事務職などで座る時間が長い人
・立ったままで仕事をする時間が長い人
・女性に多い
という言うイメージを
持つ方が多いと思いますが、
実は、高齢の方も
「 足のむくんでいる人 」が多いです。
・
・
・
「 痛くないから大丈夫 」
「 歩けるから大丈夫 」
そう仰る方でも、
知らず知らずのうちに
痛くないように、楽なように
癖でしていることがあったりします。
例えば、「 靴の踵を踏むこと 」もその1つ。
今回の事例は、【 むくみと靴 】のお話です。
気づけば、踵を踏んで歩いている。
奥様が声掛けして、履き直しても
また踵を踏んで歩く。
というB様。
↑写真は、B様に声掛けをして
靴をちゃんと履いてもらった状態の写真です。
分かりますか?
踵が外側に傾いていて、
更にむくみがあるため、
靴の履き口が外くるぶしの部分に当たっています。
「 当たる 」→「 痛い 」「 キツイ 」
それなら、「 踵を踏んでいた方が楽 」。
↑ ↑ ↑
そりゃぁ、そうなるかな… 。
想像がつきますね。
踵を踏むという行為が
ご本人の故意であったか
無意識であったかは分かりません。
でも、
ここで大事なのは、
なぜ、踵を踏んで歩くようになったか?
なぜ、踵を踏んで歩いているのか?
という所に目を向けて
理由に「 気づけた! 」と、言うこと。
↑ ↑ ↑
ここからアプローチが始まります^^
・
・
・
さぁ、どうする?
・靴が痛い?でも転倒のリスクを考えたら
踵は踏まずに歩いてほしいよね?
・素足に靴は、摩擦も大きいから
靴下を履いてもらう?
・もっと履きやすい靴にした方が
いいんじゃない?
B様は、施設入所者様。
施設のスタッフさんから出来る
アプローチもありますね^^!
・
・
・
と言うわけで、そこはお任せして…
今回NIKOがした対応は、
応急処置にインソール。
少しでも痛くないように靴が履ければと
靴の中敷にインソールパッドを貼りました。
負荷がかかっていたので、
着地時に踵がホールド出来るようにして
少し内側に荷重がのせれるように調整しました。
外側に倒れていた踵が起きた分、
圧迫が軽減されました^^
歩くのは毎日のこと、
1日でも長く自分の足で歩けますように☆
足の小さなSOSにも気づくことも
\ 介護予防!転倒予防です(^○^) /
歩く幸せをいつまでも♪
ありがとうございました!