午前中に第8章を送信してついに脱稿。2ヶ月間に渡って格闘してきたJリーグの新書がやっと形になった。あとは校正を反映するのみ。発売は春先。満開の桜と共に発売、うん、悪くない。
ずっと休みがなかったから気晴らしに近場にお散歩へ。調布から京王線で10分ほど、「八重の桜」で気になっていた徳富蘆花の住居のある芦花公園に行ってみる。元々青山に住んでいた徳富蘆花はロシア旅行で出会ったトルストイに田舎清貧暮らしを勧められ、都心から離れたこの場所に越してきたそう。現存の住居は都の文化遺産だが無人で勝手に入れる。家具やオルガン、五右衛門風呂など当時のまま残っていて往時の生活を偲ばせる。公園敷地内ではすでに梅が満開で春の訪れが近いことを知らしてくれる。
帰りに仙川のスーパー銭湯であかすりとサウナでさっぱり。
脱稿祝いにアネモネを買う。花言葉は「信じて待つ」。自分のために花を買ったのは生まれて初めてかも。中々いいもんだ。
清貧といった佇まい。幸徳秋水の名を冠した間もあった。
梅きれいで良い香り。
自分のために買ったアネモネ。コインロッカーベイビーズ思い出す。