日中と夜間の寒暖の差が激しく、天候も不安定なGWではありますが、せっかくの連休であり、また、愛知県では緊急事態宣言が発出される程の状況ではないと言う事で、新型コロナウイルスに気を付けつつ県内のポイントに釣りに出かけてみる事にしましたチュー


 何処に何を釣りに行こうかと色々迷いましたが、最近はバチ抜けシーバスを狙った釣行で中々結果が出ていない状況であったため、気分転換を兼ねて一念発起して、以前から気になっていたフカセ釣りにチャレンジしてみる事に決定ニコニコ

 しかし、フカセ釣りをやると決めたものの、手持ちの道具は投げ竿や遠投磯竿ばかりで細糸のフカセ釣りに適したロッドが無かったため、思い切って道具を一式新たに揃える事にしてみましたウインク

 そして、色々と検討した結果、ロッドはダイワの19銀狼1号53 Yに



リールはダイワのシグナス2500H LBDに、

40cmバッカンはプロマリンのEVAハードバッカンDXに決めて、

その他、撒き餌柄杓(75cmのチタンカップのもの)や、道糸、ハリスにウキ等の仕掛けを色々と買い揃えてみました爆笑

 そしてフカセ道具デビュー兼今年のGW釣行の場所については、少しのロマンを求めて知多半島の離島(日間賀島、篠島、佐久島の愛知三島)に決定ビックリマーク

 そして前回の離島釣行の経験により、日帰りでは消化不良感が残る事が分かっていたため、今回は一泊の予定で荷物を持って行きますチュー

 そして釣行当日、車で師崎港まで向かい、食材を詰め込んだクーラーボックスと想像以上の重さのコマセの重量に苦労しつつ、何とかフェリーに乗って目的ポイントの堤防に向かいます船

 当日は天気と風が心配でしたが、午前中にポイントの堤防に到着すると、風は穏やかに吹いており、燦々と降り注ぐ日光が周囲の気温を上げていっている気持ちの良い状況でした晴れ

 そして、まずは釣り座を堤防の外向き決めて、早速コマセ作りに取りかかり、オキアミと集魚材を水分を調整しつつ混ぜ込んでいき、汗ばむくらいになったところでようやくコマセが完成しますグラサン

 一休みしたい気持ちを抑えて、とりあえず20投程コマセを投げ込んでみますが、コマセの水分調整があと一歩足りずに少しコマセがパサついていた事と、買ってから今回初めて使う事になる柄杓に中々慣れず、狙った場所にコマセを集中して投げる事に苦慮してしまいますあせる

 コマセの水分調整は適宜コマセを投げつつ海水を注ぎ足してちょうど良い硬さにできたのですが、狙った所に集中して投げ込むコントロールの技量ばかりは直ぐに上達する事ができなかったため、当初予定していた竿3〜4本先にポイントを作ることは諦めて、狙いの付けやすい竿2本先くらいに集中してコマセを投げ込んでいきますキョロキョロ

 せっかく長めの柄杓を買ったので、出来れば人的プレッシャーを減らすためにも、足元から離れた少し先の方に投げ込みたいところだったけど、追々練習していくしかなさそうだなあせる

 と思いつつ、先ずは魚を寄せるために、ウキを流す度、多めにコマセを投げ込んでいきますチュー

 ちなみに今回のメインターゲットはチヌと決めていたため、コマセでボトムにポイントを作ってじっくりチヌを寄せていこうと思っていましたが、右から左への潮の流れが思っていた以上に早くてウキがあっという間に流されてしまい、中々思ったとおりの釣りが出来ない時間が続きますガーン

 この点、前日は雨が降り続いていたため、2枚潮にでもなっているのかと思い、全層沈め釣り用のウキ(プログレスチヌM)を使ってウキを沈めてみたりもしましたが、どうやら底潮もかなりの勢いで動いている様で、底まで沈めたウキもどんどん流されてラインが出て行きますびっくり

 最初は底まで仕掛けが届いていないのではないかとも思いましたが、たまに海藻に根掛かりしたりする状況であったため、その可能性は低いと思い直してひたすらにコマセと仕掛けを打ち返す時間が過ぎて行き、気が付けば何のアタリもないまま昼食の時間を迎えてしまいます晴れ

 この日は14時頃が干潮であったため、潮が緩む事に期待して13時頃まで粘ってみましたが、状況は変わらないままだったので

 潮位もかなり下がって流石に暑くなってきたし、休憩がてら昼飯でも食べに行こうかなニコ

 と思い、島内のお店にランチを食べに行き、日中の暑さを避けて日影でしばらくの間休憩に入りますぐぅぐぅ

 そして時間が経過して潮も上潮に変わり、徐々に潮位も上がってきたタイミングで、夕まずめの時間帯に照準を合わせて魚を寄せるため、再度ポイントに戻ってコマセを撒き始めますもぐもぐ

 懸念だった潮流の速さは上潮に変わった事で勢いが弱まり、良い感じで仕掛けが流せる様になってきたため、

 これは夕まずめが楽しみだなぁニコニコ

 と思いつつコマセと仕掛けを打ち返していましたが、いよいよ日が傾いて日没の時間が近づいて来たところで、いきなり風が変わり、正面からの強風が吹き始める様になって来ましたガーン

 頑張ってコマセを撒いてポイントを作っていたため、何とか同じ場所で続けようと思いましたが、遂にはコマセを投げ込むと正面からの風で飛ばされて頭からコマセを被ってしまう状況になってきたため、やむなく断念して追い風になる場所に移る事にしますショボーン

 そして追い風になる場所に移動した頃には日が暮れていたため、ウキを電気ウキに変えてメバルでも釣れないかと思い仕掛けを投入してみると、今度は軽く仕掛けを投入してもあっという間に30m程度は飛んでいき、コマセも面白い様に飛んでく様な状況となっていますびっくり

 しかし、風の影響で海面が波立っており、中々同じ場所に仕掛けを投入する事が難しかったため、

どうしたものかな汗

 と考えていると、足元付近の水面を泳ぐ小魚の姿が目に入りますキョロキョロ

 パッと見て10cm前後の小魚でしたが、もしアジだったら泳がせ釣りのエサにでもしてみようと思い、フカセで狙ってみる事にしますチュー

 まず試しにコマセを撒いてみますが、群れで寄ってくる様な状況では無いため、更に観察して

 ちょっと茶色っぽい色をしてるけど、アジではなさそうだし、浮いてる魚をよく見ると縞模様の様なものも見えるなニコ

 と思いつつ、タナを変えたり針を変えたりと試行錯誤して、


 ウキにアタリは出ませんでしたが、ようやく正体が10cmちょっとのメバルである事が判明しましたニコニコ

 20cmオーバーであればキープして食材にするんだけどなぁもぐもぐ

 と思いつつサイズアップを狙ってみるものの、やはり食ってくるのは小メバルばかりで狙いのサイズは不在の様ですショボーン

 結局、キープサイズのメバルは釣れないまま時間が過ぎ、コマセも尽きて空腹感も感じる様になって来たため、宿泊場所に移動してコンロとクッカーでキャンプ飯を作っていくことにしますニコニコ

 ちなみに、今回のキャンプ飯は釣った魚でアクアパッツァを作る予定でしたが、アクアパッツァの材料になる様な魚が釣れなかったため、念のために用意して来たサバ缶で代用する事にして作っていき、


 鯖缶の汁気が思ったより多かったことと白ワインを入れ過ぎたため洋風鍋っぽくなってしまいましたが何とか完成ですお願い

 見た目はアクアパッツァっぽくありませんでしたが、サバ缶アクアパッツァも味は中々悪くなく、白ワインが良く進む出来になっていました爆笑

 そして、あらかた具を食べ終わった後にトマトピューレを入れて、島の売店で買った太刀魚の干物と茹でたペンネを加えて



 魚介ペンネの完成ですラブ

 食材を準備する際、アクアパッツァだけでは炭水化物が物足りないと思ったため、フランスパンにするかスパゲティにするか、はたまた新じゃがいもを使うか迷いましたが、結局トマトピューレを入れたアクアパッツァのソースを十二分に味わうために、ソースに絡みやすいパスタであるペンネを使う事にしましたチュー

 正直、太刀魚の味はトマトとサバに負けてしまいイマイチ引き出す事が出来ませんでしたが、トータルでみると良いダシにトマトの酸味・旨みが効いており、十分満足のいく出来栄えになりました照れ

 そんなこんなで美味い飯と美味いワインを楽しんだ後は、本番である翌日の朝マズメを寝過ごさずに臨むため、この日は早めに眠りについたのでしたぐぅぐぅ

お月様お月様お月様お月様お月様お月様お月様お月様お月様お月様お月様お月様お月様お月様お月様お月様お月様お月様お月様お月様お月様お月様お月様

 そして翌日、朝マズメ前の暗い時間帯に宿泊場所を出てポイントに向かい、先ずはコマセを作っていき、うっすら明るくなって来たところでコマセが完成したため、釣り座を堤防外向きに定めてコマセを投入していきますチュー

 風は緩やかに吹いていますが釣りに影響する程ではなく、また潮は上潮で左から右に流れていますが、昨日の様な激流ではありませんニコ

 状況は悪くないため、魚を寄せるためにコマセを多めに投入して仕掛けを流していきますが、中々餌が取られませんキョロキョロ

 水面には時折何かに追われるマイクロベイトの姿が見られたりして魚っ気が無い訳でもありませんが、付け餌もそのまま帰ってくる等、どうにも魚の寄りが感じられませんグラサン

 昨日より状況は悪くないけど、餌取りも居ないというのが気になるなうずまき

 と思いつつ仕掛けとコマセを打ち返してみましたが相変らずの状況が続いたため、

 昨日みたいに魚が全く寄らないかもしれないので、思い切って釣り座を変えてみるかなキョロキョロ

 と思い立ち、堤防内向きに釣り座を変更する事にして残り少なくなったコマセを撒き、全層沈め釣り仕掛けを投入し始めますチュー

 すると、何投か投入し、ウキが底まで着いてしばらく流した後に、海中に沈んだラインが少し不自然に動いた様に見えたため、

 今、水中のラインが僅かに動いた気がするけど、これは潮の動きでラインが動いたのか、魚の前アタリなのか、どちらなんだろうかはてなマーク

 と思いつつしばらく様子をみてみたものの、それ以上ラインが走ることも無かったため仕掛けを回収してみると

 クンクンッビックリマーク

 と弱いながらも魚の反応を感じますニコニコ

 これまで全くアタリらしき反応がなかったため、

 本命のチヌではないだろうけど、ここに来てようやく魚が掛かってくれたかチュー

 と、ホッとしつつ魚を抜きあげてみると、


 掛かっていた魚の正体は、20cm程度の悪くないサイズのキスでした爆笑

 キスをチヌ針とオキアミで釣ったのは初めてだったので、

 良く針がかりしたなぁあせる

 と思いつつも、ようやくコマセに魚が寄って来ている実感を得られたため、これまで以上の期待感を持って仕掛けとコマセを投入していきましたが、結局、その後は1匹のキスを追加したところでコマセが尽きてしまったため、後ろ髪を引かれつつも納竿として場所を移して


 ニンニクを効かせたベーコンエッグを作って空腹感を癒やし、のんびりとした時間を過ごした後にフェリーに乗って、今後の私のフカセ釣りにおける課題に想いを馳せつつ、今年のGW釣行を終えて帰路に着いたのでした照れ

 ちなみに、今回の貴重な釣果であるところの2匹のキスは、数が少ないので準備と片付けが面倒な天ぷらにはせず、


 たっぷりのバターでソテーにした上で、バター醤油で炒めたエリンギとほうれん草とホタテを付け合わせに美味しくいただきました爆笑