帰宅時の列車内で熱心に本を読んでいる学生を見かけました
それだけならばよくある光景ですが
読んでいたのが、将棋の指し方の本でした

そこまでなら何も思いませんでしたが
明らかにその学生は将棋が弱いだろうと言う事が分かってしまったのです
なぜなら
混雑した列車内で大きなリュックを背負ったまま居たからです

将棋やチェス、囲碁などは
双方の対戦者が共に盤上の状況から相手の戦略を見抜いて
その上で相手の裏をかき
勝利するゲームです
つまり
自分の勝ち筋だけを追求していたのでは
絶対に勝てないのです

混雑した列車内でリュックを背負ったまま、と言うのは
自分の都合を優先していて、周りの状況が見えていない
と言う事です
将棋に言い換えれば
相手がどんな戦略を練っているのか想像せずに戦っているのと同じ事
これでは勝ち目などありません

身に付けている物や行動、好みから
心の状態や傾向を分析する心理テストや
『黙って座ればピタリと当たる』と言う占いと同じ事
勝負の席につく前に
既に決着が着いているようなものです

その学生にはまず
周りを見渡し状況を把握して最良の行動ができる
日常生活の中の『竜王』を目指して欲しいと思うのです



画像は、最近南浦和駅に登場したと言う馬のオブジェ
チェスのナイト?です