10月25日の記者会見で石原東京都知事が知事を辞めて国政に打って出ると発表しました。
石原都知事はいま80歳。記者に年齢のことを聞かれて「80歳のおれがなんでこんなことをやらないといけないのか。若い人、しっかりしろよ!」と声を張りました。
石原都知事はたちあがれ日本に合流するみたいですが、たちあがれ日本の平均年齢は72.2歳だそうで、自分がたちあがるだけでも「よっこらしょ」と勢いをつけないと転んでしまいそうです。
また、たちあがれ日本は保守的な色が強く、幅広い支持を得るためには橋下大阪市長が率いる日本維新の会や渡辺代表のみんなの党と手を組んで自民党や民主党に対抗する第三局を作ることができるかどうかが鍵となりそうです。
日本維新の会と石原都知事は協力的で、みんなの党も日本維新の会とはうまくやっていけそうですが、たちあがれ日本とみんなの党はどうも合わないみたいです。
「政策も違うし、政局面でも違いが大きすぎる」(たちあがれ日本幹部)
「たちあがれとは政策が違うし、石原さんは極右と言っていい。我々と相容れない」(みんなの党幹部)
日本維新の会が掲げる維新八策は坂本龍馬の船中八策をもとにしているといわれていますが、坂本龍馬が薩長同盟を結ばせたようにたちあがれ日本とみんなの党を結びつけることができるのか。
もしそれができたら政治は面白くなるかも知れません。
そういえば「国民の生活が第一」はどうなったのでしょう。最近ニュースで聞かなくなりましたが。
この党名は個人的にすごくひどいと思います。国民の代表である国会議員は日本のことを第一に考えるのは当たり前で、今更何言ってるの?って感じです。
サッカーのチーム名を「相手より多くボールをゴールに押し込むことが第一」とつけるようなものです。
臨時国会も始まったことだし、ニュースから目が離せなくなりそうです。