そんな政治で重要な人物の現状を書いてみようと思います。
野田総理:消費税関連法案に政治生命を賭けるといったので、今国会の会期末までになんとか衆議院を通過させないといけない。総理は党内をまとめるよりも野党協議に舵を切った。消費税のほか最低保障年金やこども園など協議しなければならないことは多く、協議がすんなり進むとは思えない。18日からサミットもあるので、タイムリミットは15日か?
小沢元代表:消費税増税反対を貫く模様だが、採決に反対するかどうかは微妙。採決で造反しても刑事被告人という立場では新党結成は難しい。内閣総辞職に追い込むのが狙いか?
輿石幹事長:組織が分裂することは避けたいようだ。かといって野田総理と小沢元代表の仲を取り持つアイデアはなさそう。参議院議員だから解散総選挙もどこか他人事。ひたすら採決先延ばしを狙うか?
谷垣総裁:参議院でねじれをもっているので強気の姿勢、だが、消費税増税に対してあまりにも非協力的だと、のちのち自分の首を絞めることになってしまう。じつは消費税よりも社会保障の修正協議がネックかも。総裁選の9月までに解散総選挙に追い込み政権を奪還できるか?
公明党山口代表:修正協議で会期末までに結論が出るのか疑問に思っている様子。自民党との足並みも揃わなくなってきているのは橋下市長と仲良くなってきたから?
とまあこんな具合だと思います。大阪の橋下市長とか話題の人がいますが、いま解散されたら準備不足でまともな議席はとれそうにないので、野田総理には何とか粘って欲しいとか考えているかも。
とりあえず注目するところは国会の会期が延長されるかどうか、その次がどれぐらい延長するのかといったところです。