3月10日またもや市原市に行ってきました3週連続です。
まずは地球の磁場が逆転した痕跡が発見された「千葉セクション」と呼ばれる地層。
↑地層「千葉セクション」
↑「千葉セクション」を見に行くには「田淵会館」という自治会館前の駐車場を利用します。そこから徒歩。写真は「千葉セクション」への入口。この入口付近については、またあとで詳細を書きます。
↑前日までの大雨で、養老川が増水していました
↑近づける階段が設けられたのですね
↑「地層」がハッキリとわかる路頭部分を見たりするのは好きなのですが、やはり磁場の逆転・・見てもよくわかりませんよね77万年前、最後の地磁気逆転の痕跡が発見され、77万年前~12万6千年前の地質年代が「チバニアン」と命名されました。
↑「千葉セクション」へ行く途中に見えた滝。完全に人工的な印象この滝の下には水が流れるように作った隧道もありました。この川の流れも気になったのですが、雨あがりで滑りそうだったので、近寄ることは断念。
↑古墳のような小山。千葉セクションからの戻り道。田淵会館直前。
↑道路側にあるお地蔵様
↑お地蔵様と並んであった墓石。両方とも江戸時代。左が享和三年とあるので1803年。右は文化元年とあるので1804年。
↑北側より
実は古墳ではありません三山(さんざん)塚と呼ばれるもの。この田淵会館横にあるのは「田淵行人塚」と呼ばれています。
一辺14メートル・15メートル、高さ4.7メートル、方形三段築成。江戸時代の築造。
↑「市原市埋蔵文化財調査センター」より拝借、一般的な三山塚の形。古墳ではないので、葬られている方はいません。一部の三山塚は古墳を活用しています。
市原市では江戸時代に入ってから山形県の三山(月山・湯殿山・羽黒山)の山岳信仰が流行したようです。江戸時代の江戸において、富士山信仰が流行し「浅間塚」が数多く築かれましたが、同じようなことなのでしょうね
市原市埋蔵文化財調査センターによると、江戸時代に入ってから現在の市原市内で築かれた三山塚は103基も古墳を改造した三山塚は16基もあります。合計で119基が見つかっています。
↑田淵会館駐車場横にある碑
↑一番上には供養塔・石碑がいくつかありました
千葉セクション(チバニアン)を見に行ったのに、三山塚も見られてラッキーでした