JR東日本の『旅市 』は、東日本エリアを中心に、風土・文化・歴史・産業・食など
その土地の魅力を、その地域に住んでいる人が提案し、その地域の方々とのふれあいを通じて
実感することができる体験型・参加型の旅行商品。
地元の人達と一緒に土地の旬な過ごし方を堪能できる「体験・観光メニュー」や
その土地で取れた旬の食材をいただく「地産地消」のお食事などを楽しむことができます。
旅行は1人でも参加OKということで、
「“理想郷”賢治の愛した花巻にふれる」というコースで
岩手県の花巻に行ってまいりました
東京駅から東北新幹線で約3時間で、新花巻駅に到着!!
駅でタクシーの運転手さんが「旅市」というボードを持って、待っていてくださいました。
相乗りタクシーで巡るコースなのですが、この日のツアーは私1人でしたので、
タクシーを貸切りでした
いよいよ花巻の旅が、スタートです
まず向かったのは・・
花巻特産の雑穀料理を頂ける金婚亭
タクシーを降りると、花巻の郷土芸能 鹿踊が迎えてくださいました
お座敷の席で、「旅市雑穀御膳」を頂きました♪
こちらのお食事は、旅市に参加した方だけが食べることのできる特別メニュー。
花巻は雑穀の生産が日本一だそうです。
もともと雑穀ごはんは大好きなのですが、やっぱり美味しかった♪
こちらのお店はお漬物のお店でもあるので、お漬物も美味しくて、ごはんが進んじゃいます
お食事の後は、金婚漬け作りを体験しました♪
金婚漬けは、花巻の郷土料理で、瓜の中にごぼうや人参を詰めた漬けもの。
細い瓜の穴の中に詰めていくのは難しいかな、と思いましたが、お店の方がとても
親切に教えてくださったので、キレイにお漬物ができましたよー♪
ただ食べるだけでなく、実際に地元の方と一緒に作る体験ができるのは、旅市ならでは旅の醍醐味ですね。
とっても楽しかったです♪
出来上がった金婚漬けは翌々日に宅急便で届きましたよー
美味しいランチと漬物作りを体験した後は・・
宮沢賢治ゆかりの大沢温泉へ
宮沢賢治が子供の頃、お父さんに連れられて来ていたという温泉です。
当時の雰囲気そのままのひなびた感じが風情があって、いい感じ♪
大沢温泉は、古くから湯治場として愛されてきた温泉なのだそう。
混浴も有名なようですが、ちょっとそれは勇気がなかったので、内風呂へ♪
無色透明で、ぬめりのあるお湯は、肌にまとわりついてくるような感じで、肌がしっとり潤います。
この日は雪も降って寒かったのですが、湯上りもぽかぽか、体がしっかり温まりましたよ
続いて行ったのが、宮沢賢治記念館
詩や童話、教育、農業、科学と多彩な活動を繰り広げた宮沢賢治の世界に親しむことができる
記念館で、愛用のチェロや、自筆原稿なども展示されています。
記念館は高台にあるので、ここから眺める景色が、とても素晴らしいんですよ♪
この眺めを見ていると、宮沢賢治がこの地を理想郷と言っていたのがよくわかります
続いて向かったのは佐々長醸造
お店の中には、早池峰霊水が。
ナチュラルなミネラルウォーターで、こちらで作られるお味噌やお醤油などすべてこのお水で
作られているそうです。
お醤油作りやお味噌作りを見学させて頂いたのですが、なんといってもユニークだったのが、
お味噌作りのお部屋
なんと、ベートーヴェンの曲で味噌を熟成しているんですよ!!
味噌に音楽を聴かせると、酵母が活性化されて、より熟成が高まり、旨みが増すそうです。
お味噌も生きているんですね~
こちらで作られているめんつゆは日経のめんつゆランキングで、1位に輝いたそうです
この日の夜頂いたしゃぶしゃぶも、こちらのめんつゆが使われていたのですが、
とても美味しかったです♪
私も買って帰りましたよ~
楽しかった観光も終わり、ホテルに到着です。
花巻の特産である雑穀のランチを頂いたり、漬物作りを体験したり、宮沢賢治や高村幸太郎
など古くからずっと人々に愛され続けていた大沢温泉、そして宮沢賢治記念館に行って、直筆の
手紙などを見ると、今までより身近に感じたり、クラシックを流して作るお味噌も面白かったし、
本当にも盛りだくさんのツアーで、とっても楽しかったです。
花巻や宮沢賢治のことなど、とても親切に教えてくださった運転手さんや、金婚漬けを教えてくださった
お店の方、お味噌作りについてご説明くださった佐々長醸造の方など、出会った方皆さん
本当に温かく迎えてくださいました。
このように地元の人との交流を楽しめる旅市なので、1人で参加しても楽しめますね
この後、ホテルにチェックインして、花巻の地のものを使った美味しいお食事を頂きましたので、
続きをお楽しみに
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