7月11日(金)、この日オープンの仙台坂「伊ざわ」 へ。フースタリリースの日本料理。

料理長は三宿「春秋」で和食界に入った伊澤浩二さん、34歳。

母親が料亭の仲居さんをやっていたことから、幼い頃より和食に慣れ親しむ。

独立後、東向島で7年経営、このほど念願の仙台坂に移転オープン。

20席の小さな店だけど、ゆったりと寛げるいい雰囲気。日本料理店にありがちな硬い空気はない。



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大理石の板場の台の上に分厚いまな板。

伊澤さんのしなやかな手さばき、食材に注がれる

やさしい視線がとても感動的



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板長の魂、包丁の棚と銅版の焼き台



さて、ここから料理はスタート。

「伊ざわ おまかせコース」をいただきました。

器はもちろん、すべて作家もの。

野菜は栃木県益子の契約農家から。


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山形のじゅん菜


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千葉の鮑の塩辛


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ふだん草とぼうふの酢味噌あえ


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鱧と冬瓜のお椀。出汁は鱧とまぐろと昆布


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雲丹の湯葉の蒸し物。上にべっこうあんが

載ってます


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造りは、白身がコチ、赤身が島根のまぐろ


注)ここで、焼きもののメイン、「宮崎牛と万願寺唐辛子(酢めしを包んだ)」が出てきたんだけど、

あまりに美味しそうだったので、写真取る前に食べてしまった…。

お見せできないのが、残念です!



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茄子のオランダ煮


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揚げ物は、な、なんと鮎の素揚げ。

鮎は塩焼きだけじゃなんだ


珍しく日本酒をヤリました。なんてたって、本物の和食には日本酒でなきゃ失礼。

銘柄ごとに酒器が異なるこだわりよう


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まずは「鍋島 無濾過生原酒」


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次に「田酒 特別純米」。錫の酒器


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そして、決め打ちは「黒龍しずく」です。

叩き無しの錫のとっくりがシブい!


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日本酒のアテにと、生からすみが出てきました



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〆はじゃこの土鍋。お米は完全無農薬の

コシヒカリの田んぼを年間契約で買い取り、

自家精米したもの


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デザートは杏の茶巾寄せ。蓮の葉に包まれて

出てきました。すご~い!



伊澤さんの店、超おすすめです。

伊ざわ;港区南麻布3-1-6 Alice南麻布1階

TEL 03-3445-4045

コースは10,500円~

居心地:★★★

使い勝手:★☆☆

CP:★★☆

二軒目はワインを飲みたくなったので、恵比寿へ。

恵比寿横丁にある「高橋さん」。

野菜とワインの3.5坪の店です。

「白から」と注文したら、

ボトルが6本出てきました、


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その後、Woopee→buri→18番→Waganと回ったけど、金曜の夜、客層が全然違うよ。

ぐるなび族か、ミクシィ族か知らないけど、ちょっと辟易。

日赤通りのバーRAGEの広い個室で赤ワインとシガー。

オーナーの天才ミクソロジスト、RAGEの北添智之さん 、シンガポールで会社つくったんだって。


〆は「わざび」。2時だったけど、てけてけの坂井さんが艶女を連れてスタンディングしてました。

おはようございます!