11日は食材大手の「久世」 さんで講演。テーマは「外食トレンドの解説と情報発信の必要性」。昨日のフースタメルマガ (毎週木曜配信。業界人必読ですゾ!)で報告書きました。
【編集前記】 昨日は業務用食材大手の株式会社久世が主催する「久世食材セミナー」で講演して きました。テーマはいつもの「外食トレンドと情報発信の必要性」。参加者は久世 のお客さん、多くは大手チェーン系の幹部の方々でした。 私のスタンスは「個店主義」です。マーケットが多様化、多面化し、飲食店も一人 ひとりのお客さんにコンセプトやポリシーを訴求しなければならない時代です。も うマスの発想は無理で、小さなボリュームをピンポイントで攻めて、深堀りしてい く必要があります。飲食も「マイクロトレンド」の時代に入ったわけで、それに対 応するには個店主義しかなく、チェーンオペレーションはマルチコンセプト多店舗 化の手段でしかありません。もう「チェーン店だから」といった強みを訴求できる 時代は過去のものになったということです。
その持論をチェーン店の幹部の方々の前で、どう話せばいいか、かなり悩みました。 いつもの辛口や裏話をできるだけ控え、「これからはチェーン店が個店戦略を打ち 出して“逆襲”するべきだ」なんてアジテートしてしまいました。かなり逆説的な アジなのですが、いったい何名の方に伝わったのか心配です。 ☆株式会社久世⇒ http://www.kuze.co.jp/
久世さんには大手チェーン店のクライアントさんが多く、本当に緊張しました。日頃から、「チェーン
店の時代は終わった!」って書きまくってるからね。
講演では「赤い看板が駅前一等地のビルからどんどん消えている」と抽象的に話したんだけど、久世の
担当者さんもハラハラして聞いていたみたい。心配かけてすみませんでした。
そういえば、ワタミも個店やりだしたよね。きっと来る、“個店主義”全盛時代が…。
松村代表幹事の挨拶で始まる
ゲストの長谷川さんと浜倉さん
12日は恵比寿で第4回サードG。 第一部のゲストトーク&ミーティングは、ゲストの浜倉さんと長谷川さんのなかなか聞けない貴重
な話で、皆さん真剣に聞いてくれていたみたい。
それに、司会をやってくれた“べジアナ”の小谷あゆみさん 最高でした。やはり、プロは違うね。小谷さん、ありがとうございました。第五回もお願いします。
懇親会の様子。
『飲食店経営』の千葉編集長も、“サードG”に
エールを送ってくれました。
懇親会の「ロイヤルパレス」では、二次会から来た人もいて参加者が100人超えましたよ。ここで、
キリンさんが6月20日に発売する「プレミアム無濾過ドラフト」 の試飲会も。このビール、本当に旨かった。懇親会では、『飲食店経営』の千葉編集長、『日経レ
ストラン』の遠山編集長が挨拶してくれた。
サードG、なんかイケそう。業界を面白くする新しい経営者がどんどん参加してくれることを望ん
でるよ。2000年に『アリガット』を出し、創刊記念パーティーをやったんだけど、そのときのこと
を思い出した。
あのときは、際の中島さん、ワンダーテーブルの林さん、「えん」などを展開するBYOの楊さん
の三人のパネルディスカッションだったんだけど、そのワンダーテーブルの秋元さんもサードGの
新幹事に。
これから飲食業界の主役は大きく変わるよ、きっと。2008年はその節目のような気がする。
左端がDD松村さん、右端がTRFの渡辺さん
三次会はゲストの浜倉さんがプロデュースした「恵比寿横丁」 いい空気感が出ててきた。DDの松村さんもホメてた。
最後の打ち上げはサードG役員中心でうどん「山長」へ。鰹節にこだわったいい店だった。
副代表幹事のTRFの渡辺会長のドバイ進出話で盛り上がりました。みなさん、本当にお疲れ様、
感謝です。