中華

14日(水)は放送作家としてTVのグルメ番組を仕掛け人で、「フードージャーナリスト会議」 を主宰するわぐりたかしさんとそのお友達4名と高級中華「銀座 飛雁閣」 で食事。わぐりさんはもちろん、お友達の“食い道をゆく” ブロガー・ヒロキエさん、「2時ッチャオ!」を中心に活躍する女流放送作家・はっぴーふーみんさん、フジテレビ「ハピふる!」のプロデューサーさん、そしてとっても恐~いレポーターの森脇慶子さん、みなさん食通中の食通。「福臨門」出身の黄チーフの料理を試食してもらいました。ギネスに申請することになった“世界一の小龍包”(鼎泰豊より薄い皮)、好評でした。わぐりさんはホントに人脈広い方。私もときどき「フードジャーナリスト会議」には顔出してますが、毎回凄~いメンバーが集まります。だって、アランデュカスやミシュランの責任者を呼んだりするんだからね。次回6月5日も、“検証!ミシュラン上陸で東京レストランシーンに何が起きたのか!?” をテーマにジャン=リュック・ナレ氏と横川潤大先生の対談を開催するんだって。行かなきゃ。


中華2
「飛雁閣」のあわび、美味しかった~!




14日付けの「日経MJ」1面トップに出ましたね!

「都心に輝くオンリー1、ダイヤモンドダイニング27年外食売上げ伸び率第1位!」

松村さん、本当におめでとうございます。

“100業態100店舗”を目標に掲げ、軸をぶらさないで突き進んだから、今がある。

今月中には60店舗達成。ここまで来れば、好条件の立地や居抜き物件が向こうからやってくる。松村さんには河内さんという名参謀がついているから、物件×マーケティング=業態開発力という方程式で勝ち進んでいくんだろうね。あとはクリエイティブセンスだね。品川「タイムシャワー」がオープン初日、7回転したらしく、閉店まで客の動きをチェックしていたという松村さんからこんなメールが入ったよ。


「お客様、世の中、トレンド、マーケット、立地などが、何を求めているか? 的確にニーズを掴むのがマーケティング力です。そのマーケティング力が一番強い外食企業が我々DDだと自負しています」。夜中の23:41分着信だよ。このマジメさが松村さんの真骨頂だね。褒め過ぎ?1号店のヴァンパイアカフェから付き合っているから、情が移ったかな。でも、「これは???」っていう店は、厳しく書いてますよ。次の店は周辺から聞いたけど、私も良く通う新宿三丁目らしい。ここは簡単ではないよ!


15日(木)、フースタメール配信日。表つぶやき に、松村さんとHUGEの新川さんを対比して書いた。二人ともいま業界を動かす両雄だからね。“松村ワールド”と“新川イズム”の競演。これが業界を面白くする!新川さんは「100年品質レストラン」を掲げ、オペレーション力の重要性を唱える。片や松村さんは業態開発力、マーケティング力を強調。対照的で素敵。新川さんには、営業力(外商獲得能力)や資金調達力も加えたいけどね。飲食業に“勝つための原則”があるとすれば、いまはこの二人から学ぶべきだと思う。フースタメールを出し終えた瞬間が、一週間で最も興奮している。だいたい自宅で愛猫のハプとプイにからかってもらいながら集中して書いて、終わったらビール。だから木曜は絶対アポは夜から。





ナガレ1

で、この日は神楽坂に15日オープンするスタジオナガレ の直営5店舗目の「+81 レストラン」レセプへ。芸者新道の料亭を改造したデザイナーズ和食。コンセプトは「海外から見るデフォルメされた日本を最もシンボリックに表現した」という。京都から舞妓を呼んだり、お茶、琴、お華や着物の着付け教室も開くという。私には深夜しか入れない「勝手口BAR」が面白かったけどね。奥のVIP個室にも興味があったけど、某ベンチャー企業の創業者とそのグループのベンチャーキャピタリストが占拠していて、シラけちゃった。「なるほど、そうか…」と、分かる人には分かるよ。横井さん、脇が甘い!飲食店にとって一番の客は?本当に応援してくれるのは誰??


ナガレ
スタジオ・ナガレの横井貴広さん、天才デスネ




時分

たまたま横に座った文商事の渡辺さんが、かくれんぼ横丁の「LAROCHE KAMIKURA(ラロッシュカミクラ)」 の屋上テラスが出来たというので見学に。これは、いい。ゼットン「神南軒」もカシータ「ヒルトップ」もびっくり。この夏は大ブレーク間違いなし、だね。9月にはすぐ近くにこれまたびっくりの飲食店ビル「クレール神楽坂Ⅲ」が建ち、渡辺さん、その1階に入るんだとか。凄いね。最後のパトロールは“舟盛と漁師鍋”を出すという「大漁舟盛酒場 時分時(じぶんどき)」 へ。経営はサードGメンバーでもあるPIPSの土屋さん。彼から「一回来て意見を聞きたい」と言われていながらなかなか行けなかったんだね。スーパーゾーンの佐々木さんも一緒。最近流行りの“魚系居酒屋”のニューバージョンに違いないから、業態的にどうなんだろう?そう思いながら店に入ったら、店長の態度がイマイチ。印象悪し。


時分2


時分3

「あの~、土屋オーナーいますか」「いない?」「連絡とれますか?」「…」と言ったまま、無視。その後も注文し、精算さんをすませ、店を出るまで何のリアクションもなし。ウー、でも、ま、いいか。問題は料理。「舟盛」そのもの(写真=3人前、1人前1575円)はいいけど、525円のお通しがどうかな。しかも、それが旬の筍や美味しい野菜ならともかく、わずかな魚介、海草系。このお通しを出すんなら、舟盛1人前2000円にするか、トッピングで「本日の鮮魚」なんて出せばいいのに。売りは、刺身に飽きたら「手巻き寿司セット」(500円)を頼んで自分で手巻きするか、「漁師鍋」(1人前100円、これは安い!)を頼んでしゃぶしゃぶや魚鍋を楽めるというもの。これはこれで面白い。漁師鍋を頼んで、しゃぶしゃぶしたけど、出汁がだんだん効いてきて、鍋に残ったスープが旨いこと旨いこと。「うどんくださ~い!」と頼みたくなったよ。でも、〆うどん無し。ドリンク系ではサワーがユニーク。割りの「青りんご」「ざくろ」などが瓶で出てくる。これって、新鮮。ビバレッジメーカーも次から次へと仕掛けていますな~。


時分4
ざくろサワー。瓶はホッピーさんの商品でした