今回のひらめくカードモニターでとても印象に残った中学生がいます。

 

母親に連れてこられた中1の女の子。

カードを引いて問いかけをしていきますが、だんだんと言葉少なになっていきました。

 

そんなとき彼女が何度も言葉にしたのが

「どうせ言ってもどうにもならないし・・・」

「どうせ言っても無理だし・・・」

 

「そうか〜そう思っているんだね。」

私はそう答えながら、彼女に質問を続けました。

 

少しづつ彼女の口から紡がれた言葉たちを丁寧に拾い、諦めることなく向き合いました。

 

どれだけの会話がやり取りされたのでしょう。

 

はじめの頃とは打って変わって饒舌になった彼女の目はキラキラと輝き、笑顔になっているのがマスクをしていてもわかりました。

 

「どうせ・・・」そう繰り返していた彼女が、「こうしたい」「ああしたい」「あそこに行きたい」自分の想いをいくつもの言葉にしたのです。

 

「カードが引き出す言葉たち」

そこに輝く未来が隠れている。

そう思えたカウンセリングでした。

 

思春期、大人になるための様々な経験を積んでいくとき。

自分の気持ちをどう伝えていいのか、どう表現していいのか、よくわからない子どもたちに、大丈夫だよと伝えたい。

踏み出す勇気を出せるよう背中を押したい。

それがライフワークとしてやっていきたいことなのです。

 

〜お母様のご感想です〜

こんばんは。

今日はありがとうございました。

 

娘が初対面の方にあそこまで話すとは、正直驚きました。

話すだけ話したあとにカルピスを飲み、サンドイッチを食べる様子を見て、「ああ、ホッとしたんだなぁ」と思いました。

心なしか、落ち着いたような表情に見えました。

私も彼女を一個人として尊重する気持ちが一歩進みました。

明日以降が楽しみです。

 


【学生メニュースタート!】

思春期、大人になるための様々な経験を積んでいくとき。

自分の気持ちをどう伝えていいのか、どう表現していいのか、
よくわからない子どもたちのためのカードカウンセリングです。

カウンセリング用に作られたひらめくカードを使って、本当の心を掘り下げていきます。
ただただ質問に返していくだけで、あなた自身で自分では気づかなかった気持ちに気づいていけます。


ひらめくカードカウンセリング

(10代学生対象)

60分1,000円

 

現在は鹿児島市での対面のみで対応しております。

オンライン準備中です。

 

※ご本人(学生)からのお申込みでなくても、保護者からのお申込みでもOKです。