みなさま、こんにちは。
いつもありがとうございます。

先日、ジブリ作品の映画「思い出のマーニー」を観ました。
ひとりで黙々と観ました。



映画館で上映されている頃は、あまり観たいと思わなかったのですが
ワーカーさん方がいいと言っているのを聞いたり、ジブリ作品はだいたい全部観ている私としては
そろそろ観ておかなくちゃ・・と思って、レンタルしてみました。

最初から重いシーンと言いますか、暗くて、まったりした映画だな~という感覚でしかなかったのですが
話が進むにつれ、「これは癒しのプロセスを描いた映画だわ・・」と思い、真剣に観はじめました。
観た方の状態や感覚にもよるのでしょうけれど、私の感覚としては、大事な人を残して亡くなった人の想いと
残されたものが傷ついて人生を自由に生きることができなくなっているところに本当の真実を伝えたい気持ち
残されたものが自分の人生と必死に向き合う過程のなかで、お互いのその強い想いが混ざり合い
相乗効果で癒されていくのを描いた映画・・・という風に感じました。

自分のことが大嫌いで、誰も信じることができなくて、何もかも許せなくて
その結果、喘息を患っている杏奈の癒しのプロセスなのですが
私自身の癒しのプロセスと重ねて観ていました。
今、伝授用に開発している受容のヒーリングがあるのですが
やはり「受容」はとても大切なんだと、改めて教えてもらいました。
誰かに受容されることも、自分を受容することも。
最後に、マーニ―とのお別れのとき、お屋敷の出窓から杏奈に向かって「お願い!許すって言って!」と杏奈に聞くのですよね。
もちろん杏奈は「もちろんよ!許してあげる!」と言うのです。
そこから杏奈の心は満たされ、周りの人達に感謝ができるようになり、スッキリとしていきます。

人生で、受容と同じくらい大切なのは、この許しなのですよね。
どちらかがかけていてもダメですし、両方あってはじめて癒しが起こるのですよね。
そうゆうのを教えてくれている映画です。

まだ癒しのプロセスにある方や、まだまだこれから・・という方には、ちょっとヘビーな内容かもしれません。
それでも、癒しのプロセスがどういったものなのかを学ぶには素敵な映画かなと思います。


癒しと休息のヒーリング&カウンセリングサロン
プリエール 桜岡 智子