9月は、プロ科・専科に向けた、
浪川社長によるレッスンが行われました。
レッスンでは、各自が持参したセリフを1つ披露し、
それに対して、ひとりひとりにアドバイスをもらうといった内容でした。
それでは、レッスンを受講したプロ科の坂根さんに感想を聞いてみたいと思います。
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はじめまして、プロ科の坂根と申します。
今回は、浪川社長にレッスンして頂きました。
社長は最初に、プロになる自覚を持って欲しい、
伸び代を広げて伸ばすことを今のうちにやっておいて欲しいと
アドバイスを頂きました。
現場に出ると、
レッスンのように事細かにディレクションしてもらう機会がなくなって、
何が良いのか悪いのかを判断するのが難しくなっていき
伸び代を見つけることが困難になっていってしまうので、
今のうちに自分の強みや個性を理解して
チャンスを作っていくことが大切だと教えて頂きました。
わたしは、社長に見てもらう緊張と、
他の人が何を持ってきたのか気になって緊張とワクワクが混合していました。
プロ科で最後の年というプレッシャーから、
自分の強みや個性を模索して、あまり人前ではやったことがない
「75歳おばあちゃん」という挑戦的なセリフを持っていきました。
すると社長は、「75歳なら、とことん75歳をやるべき、
まず声はそんなに張り上げない、顔も弛むし反応速度やハリが違う」
といった的確なアドバイスをして頂き、もう一度やってみましたが上手くいかず、
自分はまだまだ研究が足りないことを改めて自覚することができました。
それと同時に、沢山のことを研究して、
実践や経験を積むともっと面白いおばあちゃんができる可能性があると気付き、
自分に自信が出てきてより面白いものをやってみたい
見せたいという気持ちが前にもまして出てきました。
他の人へのアドバイスも的確で、
自分の強みや聞かせたい部分など一人一人に聞いてくださって、
自分では気づかないことや、どういうセリフが面白いと思われるかということを
わかりやすく説明してくださり、もう一度同じセリフをやってみると、
セリフの感じ方や何を言いたいのかが明確になって、
みんなとても聞きやすく面白いものになっていきました。
私が、今回の社長レッスンで学んだことは、
「挑戦すること」
「ディレクションにどれだけ答えられるか」
「何でも楽しむこと」です。
常に挑戦する姿勢は自分が成長するためには
必要不可欠なものだと思いました。
今回、おばあちゃんをやらなければ
自分が出来るかもしれない可能性を潰していたかもしれません。
試行錯誤していくうちに、新しいものが見えてきたり、
引き出しが増えていって演じれる幅も増えていくと思いました。
あと、ディレクションにどれだけ答えられるかにも関わってくると思います。
やったことないキャラクターでも、
色んなことに挑戦して経験していれば違う方向からアプローチできたり、
変えて欲しいと言われた時すぐに対応できると思うからです。
最後に何でも楽しむことは、
面白いことに素直でいることでどんな役を振られてもその役に全力を尽くせるし、
見ている人も楽しいと思えるものになると思うからです。
この経験を活かして、学びを止めず、
何にでも前向きに取り組んで沢山の人を楽しませる役者になりたいと思います。
最後までお読み頂きありがとうございます
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