今回の緊急事態宣言は飲食店への時短要請がメインだ。

私が通う近所のジムも自発的に営業時間を短縮しているが、要は別に政府は何もしていない。

またいつもの「国民へのお願い」である。

国民にお願いしておいて、自分達は会食やクラブ通い。

立派な政治家さんばかりだ。

飲食店での飲酒を伴う飲食(と大声での会話)が最も感染を拡大させるとのデータの下(これもどこまで正しいか分からないが)、今回の時短要請となっているが、根本的に間違っている。

つまり、「飲食」が問題なのではなく、「複数での飲食」と「飲酒などによる大声での会話」が問題なのである。

今回の緊急事態宣言が的を射ていないから、「夜は駄目だけど昼間はオーケー」などの間違った認識を持たれ、感染者数はなかなか減らない。

昼間だろうが夜だろうが、大人数で会食すれば感染リスクは同じ。

ポイントはそこではない。

「黙食」などという言葉が出て来たが、まさに「個食・孤食」であればほぼ「黙食」となり、感染拡大の危険率は下がる。

そう考えれば、飲食店が夜遅い時間帯に営業してもいいはずだ。

勿論、昼間もオーケー。

経済を回したいのであれば、むしろこの方が有効なんじゃないの?

首相のいう「経済を回したい」は、「国民を犠牲にして自分のお友達にお金を落としたい」だけだから、こういうアイディアが出て来ない。

飲食店はどんどん開ければ良い。

個食に対応するための店内レイアウト変更が必要な店も出て来るだろうが、閉めるよりはマシ。

ニューノーマルは個食にも対応するべき世界なのだと思う。

どうしても大人数で会食したい人は、もう少し我慢してね!!