自民党の石原伸晃議員がコロナに感染し、無症状であるにも関わらず即入院した。

それだけでも「やっぱり上級国民は特別扱いだな」と思うが、問題は石原伸晃議員が感染前に会合に出席し、更に少人数(と報道されているが本当はどうなんだろう?)とは言え会食をしていた事実。

国民には自粛と言いながら自分達は会食を重ねる自民党議員に怒りをおぼえるのは勿論だが、まともな人間としての想像力の欠如に呆れる。

今の時期、会食をして感染して、無症状なのに入院したら何を言われるか想像出来ないのだろうか?

2世議員とか3世議員になると、ずっと家族ぐるみで政治家だから、既に庶民感覚など持ち合わせていないのだろう。

そんな人達が政治を行なっているのだから、我々の生活が良くなるはずもない。

同じく自民党の石破茂議員も大人数での会食を謝罪した。

謝罪する前にそもそも会食するなよ。

報道によると、秘書などは会食自粛を求めたらしいがご本人の希望で会食に臨んだという。

自民党の中ではまともな議員かと思っていたが、やっぱり彼も自民党のアホ議員でしたな。

政治家が会食をする理由がネットでは色々書かれているが、まあ下らない理由ばかり。

それらが事実だとすれば、それは我々有権者にも責任がある。

政治家にお酌されたからその議員に投票するとか、土下座されて頼まれたから投票するなどというのは、有権者がバカだと言っているようなものだが、そういう有権者が多いから政治家は会食をやめられない。

オンライン会議ではお酌は出来ないし、土下座も迫力を欠きますしね。

一番「デジタル化」が必要なのは、政治家と自民党支持者ですな。

逆に言えば、自民党が本気でデジタル化を推進するとは思えない。

会食が出来なくなりますから。

12月以後、緊急事態宣言が出ている都府県を中心に9つの都府県で既に21人もの人達がコロナで自宅療養中に亡くなっている。

スイス本社の上司にその話しをしたら絶句していた。

まさか日本で国民が「見殺し」にそれているなどと、世界は思ってもいないだろう。

庶民は感染しても入院すら出来ず自宅で亡くなるのに、政治家は即入院。

病院が満員で、救急搬送されてもたらい回しで、搬送中に亡くなる方も増えている。

不急の手術が延期されているのもいずれ大きな問題となる。

今年は、コロナの影響で手術が延期された患者の大量死が懸念されている。

死亡しないまでも、癌などが重症化した患者が増えている事は間違いない。

コロナの検査数が増えないのも、コロナ患者を収容する病床数を増やせないのも全て自民党の責任である。

にも関わらず、国民は見殺しで自分達は会食。

こんな事をいつまで許しているつもりですか?