このコロナ禍で、採用面接もオンライン面接になるケースが増えていると報道されており、面接する側、される側の心得などもネットに上がっている。

面接する側もされる側もオンライン面接に慣れていない人が多く、双方共に苦労しているようだ。

既に日常的にオンライン会議を行なっている人は別だが、そうでない人はいざという時のために練習しておいては如何だろう?

私は外資系企業に勤めていて、直属の上司が海外にいるので、オンライン会議が日常だ。

今の会社に入る時の面接はSkypeだったし、昨年までは海外との会議はWebExだった。

今年から会議はMicrosoft Teamsになった。

それぞれのソフトウェアやアプリケーションの使い方に慣れておくのも重要だし、そこで自分がどのように映るのか、どのようにしゃべると良いのかを、友達などと練習してはどうか。

一番の注意点は、例えば面接ならば「カメラ目線」にする事だ。

普段の面接のように、ついつい画面の相手の顔を注視してしまいがちだが、それだと相手から見ると下を向いているように見える。

相手の表情が見えなくなるという難点はあるが、自分がしゃべる時は勿論、相手がしゃべっている時も「カメラ目線」が良い。

パソコンの画面の倒し加減で、相手に対する自分の顔の見え方も変わって来るし、自分が座る椅子の高さ調整も重要だ。

面接時にマイク付きのヘッドホンを使用するのも良いかも知れないし、パソコンからどのぐらい離れてどのぐらいの声量でしゃべると良いのかも試したい。

私は、会議の時はイヤホンをして、マイクはパソコン内蔵マイクをそのまま使っている。

Microsoft Teamsだとプレゼンテーションも出来るが、自分の画面を相手に見せる時の操作とか、嫌味でない程度の「慣れている感」を出せば自分の能力のアピールにもなるだろう。

私の妻も在宅勤務でオンライン会議をやっているが、最初はSkypeの設定の仕方も分からず、同僚とZoomの練習もしていた。

これからの「ニューノーマル」はオンライン会議は当たり前で、そこでどこまできちんと仕事の成果を伝える事、見せる事が出来るかも重要になるだろう。

今からでもまだまだ全然遅くないので、まだ使った事がない人や慣れていない人は是非練習して下さい。