住んでみたオーストラリア ●1● | 富士通オープンカレッジ 赤羽・巣鴨・中野校 中高年・初心者のためのパソコン教室 「みつば通信」

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こんにちは。

今月から新トピックをお届けします。

私、オーストラリアに長期滞在して居た事があります。

その時の現地の様子を書いていきますね。

オーストラリアはとても広い国で、州によっても状況が違うので、あくまでも私の経験したオーストラリアという事で。。。。

 

 

オーストラリアってどんな国?●

 

かつては、行きたい観光地の一つでしたが、今はどうかな。

シドニー・ゴールドコースト・ケアンズは「あっ、聞いたことある」という方も多いのでは?

どこにあるかはご存知ですよね。

そう、オーストラリアは南半球にあります。

日本とは赤道を挟んで反対側。

 

この地球儀で見ると、日本の下の方。でもね、この「日本から見ると」なんです。日本で見る世界地図は、日本を中心に描いてありますよね。しかし、オーストラリアの世界地図はオーストラリアが中心ですから、こんな地図も存在します。

ぐるっと逆さまにしたくなりますね。

 

 

という事で、南半球と北半球では季節が逆ですよ~。

クリスマスにはサンタさんはトナカイではなく、サーフィンボードに乗ってやって来ます!

 

 

時差については、場所によって違いますが、30分~1時間30分の差があります。サマータイムを取り入れている州もあるので、時期によって違ってきたりします。

時間って一定のもの、という日本での感覚が覆されます。

オーストラリアはと~ても広いので、同じ国の中でも場所によって時間が違い、戸惑います。

 

そんな環境のせいなのか、もともとの気質なのかはわかりませんが、時間に関してアバウトな感覚を持つ人が多く、約束の時間通りに行ったら「あら、早いわね」と驚かれたりします。

電気屋さんなんて、1時間から2時間は遅れてくるのが当たり前で、来てくれるだけで感謝。。。といった感じでした。

 

イギリス系の白人が多いかとおもいきや、中国、韓国、インド、イタリア、ギリシャ、スイス、カナダ、南アフリカからの移民がたくさん住んでいて、日本人であっても違和感はありません。(我々がインド人とバングラデシュ人の見分けがつかないのと同じように、中国・韓国・日本人は見分けがつかない。。。と言われますが。)

 

移民政策を積極的に取り入れており、2022年には人口の半分は移民です。割合は92%がヨーロッパ系で7%がアジア系、先住民アボリジニが1%となっていますが、私の印象ではアジア系が多いように感じました。住む場所にもよるのでしょうね。

 

つまり、多民族国家です。マルチカルチャーなのです。

さまざまな考え方、価値観があります。

お互いに尊重し、共存している国です。

 

人種は様々でも、自然に溢れた環境のせいか?陽気でフレンドリーな人が多い気がします。

 

 

「Good Day Mate!」「G’day mate! 」何と発音しますか?

そのまま読むと、「グッドデイ、メイト」直訳すると「良い日だね。友よ」なんですが、「こんにちは、元気?」みたいな感じです。初めての人に対しても、ガンガン挨拶してくれます!!

 

彼らはとても早口な上に、Aを「エイ」ではなく「アイ」と発音します。オージーイングリッシュですね。

(あっ、オージーとはオーストラリア人の事です。日本人をジ〇〇プと呼ばれると、あまり良い印象はありませんが、オージーは自分たちの事もオージーと呼んでいるので大丈夫です)

 

聞こえてくるのは、「グッダイ、マイト」→「グッダィマイ」→「グダマ」(これは究極かな。でも私にはそう聞こえます)なのです。数字の8は「エイト」→「アイト」、駅は「ステイション」→「スタイション」という具合です。慣れるのにちょっと時間がかかりました。。。

 

 

オーストラリアの国旗知ってる?●

 

 

 

国旗の右上にイギリスのユニオンジャックがあるのは、オーストラリアの始まりが、イギリスからの移民によるものだからです。

女王をとても大切に、誇りに思う人が多いです。

 

 

私が住んでいた頃は、クイーンエリザベスがお札(5ドル紙幣)やコイン(2ドルコイン)に描かれていました。女王が崩御された後は、チャールズ国王を紙幣や硬貨に描くかどうかで論争が起きたようで。結局、描かれていないと思われます。。。

 

2022年の新5ドル紙幣には、オーストラリアの先住民(アボリジニ)が描かれているのですが、持ち合わせがありません。

勿論、女王が描かれたお札は現在も流通していますよ。

 

右上の5ドル紙幣は、オーストラリア連邦成立100周年記念5ドルです。描かれているのはヘンリー・パークス氏、オーストラリア連邦の結成を推進し、大陸内の鉄道網の拡大を指示した方とのこと。私は存じ上げず。。。たまにこのような違った紙幣が出回るようで、私も気づかなかったのですが、スーパーマーケットのレジの方が、「あら、珍しいわ~」と言って教えてくれたので、支払いにこの記念5ドルを使わずに済みました。

 

オーストラリアの紙幣はとてもカラフルなんですよ。

これについては、また書きますね。

 

国旗の話に戻ります。

 

旗の右に5つの★。これは南十字星サザンクロスを表します。オーストラリアは北半球にあり、南十字星は北半球でしか見ることのできない星です。実際、私も夜空を見上げては、オリオン座のような★をさがしていました。

ちょっと似ていますよね?(似ていないか。。。)

 

そして、ユニオンジャックの下に、ひと際大きな星★。

よーく見ると、7つの角がある7稜星です。

これらの7つはオーストラリアの7つの州を表します。

 

次回は7つの州について、紹介しますね。

 

お楽しみに~

 

K.W.