遺伝的性質と母のこと

私はいつかはどこかしらの癌になるのかな、なんて思っていました。

まあ日本人の多くが癌になるっていうこと以外に、
私の両親、祖父母は癌にかかっていて、なんとなく身近な病気だと感じていました。

改めて医師に遺伝と癌について質問してみたところ、親族に乳癌や大腸癌にかかった人がいる場合、
今回のような婦人科系の癌を引き起こす遺伝子を受け継いでいる可能性があると言えるという回答を頂きました。

母は若年性乳癌、祖父は大腸癌にかかっていました。
遺伝が全てではないと思っていますが、なんというか知っておきたいという気持ちが強いという話を医師にしました。
遺伝子外来というのがあるそうで、そこで調べて貰うことができると聞きました。
手術して、最終的な病理診断が出て、治療が落ち着いたら、調べて貰おうと思っています。

ちなみに母は私を産んでから数年後に乳癌が分かりました。
その時点でかなり進行していたと聞きました。
手術も上手く行くかどうか、なんて言われていたと聞いていました。
しかし結局、最初に乳癌が見つかってから20年以上、新たな癌が見つかったり、治療しながらも生きてくれました。
いつも前向きに治療と向き合う母がとても大好きでした。
私もそんな母のように前向きに治療と向き合おうと強く思っています。