【速報】関西大学 理系 | 2014年大学入試数学
●2014年度大学入試数学評価を書いていきます。今回は関西大学(理系、2月2日)です。
いつもご覧いただきまして、ありがとうございます。 KATSUYAです^^
いよいよ、2次試験シーズンがやってきました。すでにお馴染みになってきたかもしれませんが、やっていきます。
2014年 大学入試数学の評価を書いていきます。
2014大学入試シリーズ第5弾。
私大シリーズ、第5弾。
関西大学 理系(3科型 2月2日)です。
問題の難易度(易A←→E難)と一緒に、
典型パターンのレベルを3段階(基本Lv.1←→高度Lv.3)で書いておきます。
また、☆は、「解くとしたらこれがいい」というオススメ問題です。
難易度の指標は、こんな感じです。
D・・・難関大学でも難しい部類の問題。
E・・・超高校級の難問。試験場では即捨てOKの問題。
また、解答までの目標時間を、問題ごとに書きます。
※目標時間=解き方を含め、きちんと完答するまでの
標準的な時間です。
したがって、
目標時間を全部足すと、試験の制限時間を越える
ことも、当然ありえます。
同時に、その時間の2倍考えてもまったく手がつかない場合は、
ヒントや答えをみるといい という目安にしてください。
関西大学 理系(3科型 2月2日)
(試験時間100分、4問)
全体総評・合格ライン
昨年より難化したと思われまが、全体的に理系にとって標準的な問題が並んでおり、試験として非常に適切なセットだったと思います。谷間の第2、第3問も計算量などを考慮すると適度に差がつきます。
なお、一番時間のかかる第4問の小問集合が4つ→5つに増えています。さらに時間かかるかと思われますので、時間配分を間違えると最後で慌てますね。
試験時間100分に対し、
目標解答時間合計は118分。
第4問の小問集合が4つ→5つ に増えており、ちょうどその分多めです。4つでよかったんじゃないかと・・・^^;
■合格ラインですが、
第2、3問は誘導もわかりやすく、手が付けやすいと思いますので、ここを確保できるといいですね。
第1問が出来れば、第4問は1つでもOK。
第1問がダメなら、第4問は2、3個確保したい。
他科目との兼ね合いがありますが、数学なら65%あればいいところでしょう。
第1問・・・微分、不等式(B、20分、Lv.2)
今年は最初から数Ⅲで、(2)のごつさに惑わされたかもしれません。(1)があたかも使えそうですが、(1)~(3)はあまり関係ないという、ちょっと微妙な問題。
不等式なので、素直にこちらの原則に従うだけでした。
(Principle Piece 数学ⅢC(原則のみ) )
(1)、(2)ともにこちらで解けます。(3)は(2)を利用できなくもないですが、因数分解でも解けてしまうので、(1)、(3)を抑えるとラク。
(2)は2文字ありますが、「独立に動く」ので、こちらの原則です。
(Principle Piece 数学ⅢC(原則のみ) )
bを固定したほうがいいですね^^
※KATSUYAの解いた感想
(2)は(1)が・・・うーん使えないか。とりあえず固定してみる。これでいけるんか。(1)は何だったんだ?(3)は(2)の等号成立条件で十分。解答時間10分。
☆第2問・・・空間図形、球と平面の交線、体積(B、25分、Lv.2)
球面を題材にした、シンプルな設定の問題ですが、罠もいくつかあります。最初でつまづくと全滅ですが、セット全体を考えるとここは頑張りたい。最初ですが、xy平面に接するので、半径はz座標(の絶対値)と同じです。 感覚がつかめないなら、図を書いてみましょう。
xz平面との共有点は、y=0を代入して・・・とやってしまいそうですが、そうすると罠にはまります。円と直線の共有点条件を思い出しましょう。中心と平面との距離≦半径 でOKですよね^^
交線は、もちろん円です。円の半径がわかっています。円と直線では、弦の長さの半分がわかっている状態です。じゃあ、これですね^^
(Principle Piece 数学Ⅱ 図形と式 pp.41~43 )
最後の体積は、回転体の積分でいけますね。計算は√2が入るので、慎重に。
※KATSUYAの解いた感想
最初でつまづくとまずい問題か。xz平面との共有点・・・y座標が距離か。あとはただの計算という感じ。解答時間8分。
☆第3問・・・媒介変数表示、概形、面積(B、25分、Lv.2)
サイクロイドに似た、媒介変数表示の問題ですが、残念ながらサクロイドではありません(笑) 時間がなくて書いた人もいるかもしれませんが、、、
媒介変数表示において概形を書くには、増減表の拡大バージョンを書く必要はあります。((x、y)の変化を見ていくので、変化表という表現の方が正しいかと思います^^;)
最後の面積は、置換積分です。この手の媒介変数表示は、面積か体積を最後に聞かれます。置換積分の手順含め、計算練習は必須です。
三角関数の積分については、こちらも忘れずに常に意識して、計算をサボりましょう。
(Principle Piece 数学ⅢC(原則のみ))
※KATSUYAの解いた感想
サイクロイド・・・じゃないわ(笑) 角度違うし。 1つ1つは、傍用問題集を解いている感じ。数学Ⅲだから、これでも十分試験になるかな。解答時間11分。
☆第4問(1)・・・数列と極限、漸化式(B、13分、Lv.2)
漸化式を絡めた数列と極限の問題ですが、この漸化式が見た目けっこうごついという・・・^^; 穴埋めなのでいくつか調べて予想してもいいですが、予想も付き難いですね。
漸化式の形からは、こちらの原則になりますが、思いついたでしょうか。
(Principle Piece 数学B 数列 p.45)
逆数を取ると、次にこの形になります。
(Principle Piece 数学B 数列 p.32)
式変形しだいでは、こんなにごつくなるんですね^^:。 極限はおまけ。
※KATSUYAの解いた感想
おお、見たことない漸化式?形としては逆数型か?おお、いけた^^ 次に階差か。なにげに時間かかる。解答時間8分。
第4問(2)・・・空間ベクトル、内積(AB、13分、Lv.2)
座標はごついですが、x座標とy座標で2乗して足して1になるとわかれば、t^2=3とすぐにわかりますので、ここは押さえなければいけません。
手前の(1)でわからなくて、焦ってたどり着くと、見た目に惑わされてこれも飛ばしそう・・・
※KATSUYAの解いた感想
ん?tが角度にも入るの? でも、x^2+y^2で1だから、なんだ、そんなもんか。解答時間2分。
☆第4問(3)・・・場合の数、並べ替え(B、10分、Lv.2)
TAKOYAKI を並べ替えます。関西、というか大阪の大学らしい問題です(笑)
AA,KKが存在しないように並べます。隣り合わない並べ方は、数えやすかったでしょうか。隣り合うほうが数えやすいですよね^^
「AもKも隣り合わない」 なので、こちらで計算できます。
(Principle Piece 数学A 集合と場合の数 )
※KATSUYAの解いた感想
小問にしては考え方のレベルは比較的高い。解答時間4分。
第4問(4)・・・行列の積、整数(A、7分、Lv.2)
こちらは簡単な行列の問題です。わざわざEとJで置く意味はあまりありませんね。式ができたら、次は整数問題ですが、ab=6 から攻める方がいいでしょう。積の形は整数問題では非常に便利です^^
(Principle Piece 数学A 整数 pp.45~71ぐらいまで)
※KATSUYAの解いた感想
今年で行列は終了なので、とりあえず出しておこうという感じか。解答時間5分。
☆第4問(5)・・・三角関数とΣ(B、10分、Lv.2)
最後は三角関数の和です。穴埋めの形がかなりヒントになってはいます。Σ計算は、k、k^2、k^3 、等比、等差×等比 どれでもなければ、以下の形です。
(Principle Piece 数学B 数列 pp.23~24ぐらいまで)
和積の公式で、積を和に直せば真ん中がごっそり消える形が見えましたね。
※KATSUYAの解いた感想
これは望遠鏡型だな。積→和になおして終了。解答時間4分。
対策
教科書の章末問題レベルが中心。教科書だけでは量が足りないので、そのレベルにあった問題集で演習を重ねておきましょう。小問集合への対応は、計算力UPを兼ねたスピード対応の練習が必要だと思います。
■他年度、他の大学の入試数学■
>> 2010年度
>> 2011年度
>> 2012年度
>> 2013年度
■関連するPrinciple Piece■
★ 数学ⅢC 原則のみ (第1、3問)
★ 数学B 数列 (第4問-(1))
★ 数学A 場合の数 (第4問-(3))
★ 数学A 整数 (第4問-(4))
以上になります。次回は立命館大学(文系) です。
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