で。
行って来ました。義経千本桜。1等席。た・・・高い~。
一言でいうと、
『すっごく、面白かった!!!!』
なぜ今まで敬遠していたのかが分からないほど。
予めネットで予習し
イヤホンガイドもかりて、準備万端です。
○渡海屋
○大物浦
○吉野山
○川連方眼の館
さよなら公演だからなのか、
素晴らしいキャスト陣でした。
典の局役、玉三郎。
もう誰も寄せ付けない、どうどうとした凛とした姿。
知盛役、吉右衛門。
こちらも堂々として、カラっと明るいヒーロー。
でも私が心引かれたのは
狐忠信役、菊五郎。
そして、
静御前役、菊乃助!!!
狐忠信は、狐としてのコケティッシュな立ち姿や、
子狐の姿になったときの母を思って泣く無邪気で一途な姿
最後、初音の堤を貰い受けたときの無邪気さ。
不思議なもんで、本当に子狐にみえちゃうんだから、もうスゴイ!
そして、色っぽい、でも可愛らしい!
義経を思う気持ちは力強く、一片の曇りも無い。
菊乃助!ヤバイぃ~(笑
■物語。
川連方眼の館が1番面白かったのは言うまでもありません。
狐忠信のコケティッシュな動きや
サービス精神旺盛な演出。
ちょっとサスペンス調な話のハコビ。
物語としてもとても楽しいものでした。
ただ場面として面白かったのは、
吉野山。
吉野で桜が満開の中、
兄を思うて、両親を思うて舞う狐忠信。
義経を思うて舞う静。
なんていうのかしら、
私の見方がいけないのかもしれないんだけど
静はいくら寂しいからって、忠信を誘惑しすぎな気が・・・。
忠信もまんざらではないつーか。
まぁ、そんなわけで。
とっても楽しい舞台でした。
あぁ、また見に行きたいなぁ。菊五郎、菊乃助がみたいなー。
幕見というシステムもある様子で、
是非、そいつで見てみたいもんです。
という、初心者丸出しの鑑賞日記でした。
