で。

行って来ました。義経千本桜。1等席。た・・・高い~。

一言でいうと、

『すっごく、面白かった!!!!』


なぜ今まで敬遠していたのかが分からないほど。


ninaの365Wonderful days

予めネットで予習し

イヤホンガイドもかりて、準備万端です。


○渡海屋

○大物浦

○吉野山

○川連方眼の館


さよなら公演だからなのか、

素晴らしいキャスト陣でした。


典の局役、玉三郎。

もう誰も寄せ付けない、どうどうとした凛とした姿。


知盛役、吉右衛門。

こちらも堂々として、カラっと明るいヒーロー。


でも私が心引かれたのは

狐忠信役、菊五郎。

そして、

静御前役、菊乃助!!!


狐忠信は、狐としてのコケティッシュな立ち姿や、

子狐の姿になったときの母を思って泣く無邪気で一途な姿

最後、初音の堤を貰い受けたときの無邪気さ。

不思議なもんで、本当に子狐にみえちゃうんだから、もうスゴイ!


そして、色っぽい、でも可愛らしい!

義経を思う気持ちは力強く、一片の曇りも無い。

菊乃助!ヤバイぃ~(笑


■物語。


川連方眼の館が1番面白かったのは言うまでもありません。

狐忠信のコケティッシュな動きや

サービス精神旺盛な演出。

ちょっとサスペンス調な話のハコビ。

物語としてもとても楽しいものでした。


ただ場面として面白かったのは、

吉野山。


吉野で桜が満開の中、

兄を思うて、両親を思うて舞う狐忠信。

義経を思うて舞う静。


なんていうのかしら、

私の見方がいけないのかもしれないんだけど

静はいくら寂しいからって、忠信を誘惑しすぎな気が・・・。

忠信もまんざらではないつーか。


まぁ、そんなわけで。

とっても楽しい舞台でした。

あぁ、また見に行きたいなぁ。菊五郎、菊乃助がみたいなー。


幕見というシステムもある様子で、

是非、そいつで見てみたいもんです。


という、初心者丸出しの鑑賞日記でした。