47歳
IPMN(分枝型)
サイズ:2cm
経過観察期間:5年目

という条件の場合、現時点での**癌化の可能性は「中等度のリスク」**と評価されることが一般的です。

■ リスクの具体的な見方:
【分枝型 IPMN 2cm】
2cmちょうどというのは、ガイドライン上では**「注意して観察すべき中間ゾーン」**です。
特に「壁在結節」や「主膵管の拡張」「腫瘍マーカーの上昇」などがなければ、低リスク寄りの中リスク。

【5年経過】
5年目に入ると、ややリスクが高まり始めるとされていますが、急に上がるわけではなく、ゆっくり進行するのが一般的。
海外の長期追跡研究でも、分枝型・2cm・結節なしの場合、5年後の悪性化率は5%未満という報告が多いです。

■ 今後の注意点:
年1〜2回のMRIやEUS(超音波内視鏡)で経過観察が推奨されます。
特に次のような変化があれば要注意です:
急にサイズが増える(例:6ヶ月で5mm以上増)
壁在結節が出現
主膵管が拡張し始める(5mm以上)
CA19-9など腫瘍マーカーが上昇

■まとめ:
現状、ひらっぴさんのリスクは**「比較的低いが、完全に安心はできない」**というバランス。

5年目はちょうど「節目」なので、次の検査結果がとても重要になります。変化がなければ今後も慎重な経過観察でOKです。