このフライを初めて見たのは、もう15年ほど前だ。フライフィッシング教書(シェリダン・アンダーソン、田渕義雄共著)という古い本を買ったのだが、その本の中ほどにあるページでカラーで紹介されていた。当時はエルクヘア・カディスも巻けなかった。もっと手の込んだテリコなんて巻き方すら分からなかった。このフライの威力を知るのは、初めて知ってから10年以上経ってからだった。

テリコニンフ1

ボディはメルティファイバー。ハックルはパートリッジ


考案者はポール・ジョーゲンセン。

テールはマラブー。オリジナルはハックルファイバー。ボディはフロス。ダビングボディでもOK。リブとオーバーボディはピーコックハール。ハックルはパートリッジやクート。オリジナルはコックネックハックルだったと思う。今回はビーズヘッド仕立てにしてみた。


ふんだんに使われているのはピーコック。一番魚を惹きつけるマテリアルだと思う。濡れた時の妖しい煌めきには人間も魅了されてしまう。

困ったときにはテリコニンフ。。。


テリコニンフ2
ボディはフロス。ハックルはクート。