フルートの最上谷裕世(もがみやひろよ)です。
フルートは、自分で音程をとって音を出す楽器です。
自分で、と書きましたが、正しくは、自分の「耳」で音程をとる、です。
私も先生にいわれたことがあります。
「あなたの一番の先生はあなたの耳です」
「耳」は感知器です。
耳を(何度も書いていると不思議な形の漢字ですねぇ)
耳を鍛えてください。
自分の耳で感知できず、先生に指摘してもらってから直す、を繰り返していても、なかなか良くならないでしょう、、
自分の耳が機能していないわけですから、、
鍛えるのは難しくありません。
1、正しい音程を聴くこと
2、自分の出している音を良く聴くこと
です。
1は習っている先生の音でも、コンサートでもCDでも良いので、正しい音程の演奏を沢山聴いてください。
色々な楽器の演奏で。フルートだけでなく。
2に関しては、チューナーを使って構いません。というか、是非使ってください。
自分の音を聴く、というのは、聴こえてるのと違います。良く良く、真剣に聴いてください。
聴いているつもりで聴けていない方は、結構多いです。
わかんない、という方は自分の音を録音して、良く聴いてください。
そして、耳は、すぐに衰えます。
ごめんなさい、ですが、悪い音程を聴きつづけると、自分の耳もおかしくなって、自分の音程も悪くなります。
だから、衰えないよう鍛え続けてください。
最後に、音程の問題は、音程が良い、で終わる問題ではなくて、音色にも影響しますし、姿勢や吹き方を改善することにも影響します。
全て繋がってきますので、音程のための、音程練習ではないこと、固執しすぎずに、ということも、留意して練習してください。
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