先日、ピッコロ購入時のことを思い出し、つられてピッコロ初舞台のことも思い出しました。

ピッコロのスペシャリストの先生にレッスンをしてもらって臨んだ舞台…だったんですけど、その時のことは、「あんまりよく吹けなかったな〜」という記憶しかなくて(^_^;)

よく覚えていないのです。
ものすごい失敗をした記憶もないけど、よく吹けた記憶もない…という。

その時に吹いたのは、第九の4楽章と小品をいくつかですが、その時、私は「自分はピッコロがさほど得意ではないようだ」と思い込み。

周囲からも高評価は得られなかったらしく、その後はピッコロでのご指名はありませんでした。

そして、ピッコロ苦手と思い込んだ私が、自分からピッコロを吹かせてほしいと言うことはなく、大学のオケでピッコロを吹いたのは、その一度きりになりました。

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これを書く機会に、せっかくなのでピッコロデビューの本番の映像を見てみました。(DVDで手元に残っているのです・ω・)
10年以上、まともに見ることなく保管していたDVD。おそるおそる再生してみる。

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思っていたより、ちゃんと吹いてました!笑 
決して「上手なピッコロ」ではないけど、絶望する(!)ほど下手でもない。まあなんとか吹いている、という感じでしょうか。
いま思えば、初めてのピッコロの本番で、フルートと同じぐらいのレベルまで求めてしまっていたのかな、と。

ピッコロとフルートの奏法は、同じところもあるけど、違うところもたくさんある。ほとんど吹いてこなかったピッコロを、フルートと同じレベルで吹けないのは当然で。
苦手意識を持たず、もっとピッコロにチャレンジしておけばよかったなと、今になって思います。 
(しかし、学生時代の自分を映像で見ると、若くて笑ってしまうʘ⁠‿⁠ʘ)

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その後、社会人になってから、オーケストラでピッコロを2度ほど吹きました。

その頃の私は、フルートすら、ろくに練習する余裕がない時期で、ピッコロの練習をした記憶もないし、本番がどうだったかも全く覚えていないような有様。まともに吹けていたとは思えない(^_^;)

そんなわけで、Myピッコロは、後輩たちに貸したりして、自分以外の人が吹いている時間の方が長いかも… という感じ。せっかく所持しているのに、完全に宝の持ち腐れ状態でした(⁠´⁠ ⁠.⁠ ⁠.̫⁠ ⁠.⁠ ⁠`⁠)

そのような状態でずっと過ごしてきたのですが、2年ほど前に、ピッコロが得意になりたい!と思った出来事がありました。
次はその話を…(^^)