邦題：恐怖城

41点。

「ルゴシ、若っ！」

27年も時を遡ればそう感じてもおかしく無いよね。

古典ホラーは吸血鬼、狼男、フランケンシュタインと来て、お次はゾンビが仲間入りだよっ！…要するに、始祖のゾンビホラー映画。もう少し踏み込んで、ブードゥー教の死者蘇生の儀式とゾンビパウダーなるものが恐怖の対象であって、ゾンビそのものではありません。人は未知のものに恐れを抱くものですからね。

拙者、働きたくないでござるの人に使用すれば…げふんげふん。

古典ホラーは純粋過ぎて、昨今のホラーと比べるとどうしても見劣るのですが、古くとも普遍的なものを描き、今尚評価が高いものも存在するにしても当映画は違う。

と言うか、ゾンビを今尚も通じる恐怖の対象とした作品が公開されるのは、これから36年後のまた別のお話。

ゾンビパウダーなるものを入手したら、私もルゴシみたいになるね。

White Zombie (1932)