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邦題:アタック・オブ・ザ・キラートマト

44点。

 

初回の感想は食材を無駄にするのはいけない!だったと思うんだけど。

何か影響があったり、考え方が変わる事なんて全く以て無いと言える、ある意味健全な娯楽映画。大凡恐怖の対象に成り得ない物を敢えて取り立てる手法は

キラー・ジーンズ」から数えても42年前、当映画のトマトだったりして。言っても遙か昔、トマトは600年もの間 "悪魔の食べ物" と忌み嫌われていた事を考慮すると、目新しい事なんて無いのかも?

 

…確かにトマトは幼少の頃は苦手、トマトジュースは大人になった今でも苦手です。

そんな私にとり、ジーンズを対照としてそこに差なんかありませんが

"Rotten Tomatoes" では明確にポイント差をつけられています。

 

 

以下、ネタバレ。って言うか、当映画にフレッシュトマト!

 

 

詰まる所、トマトをホラーの対象に据えて、副産物であるトマトジュースを用いての流血表現の代用としていまして。その性質上ホラーが成立しているかどうか怪しく、不条理要素がコメディとしては、シュールに昇華されているものなのです。

 

一部のマニアからは "不朽の駄作" と讃えられ、カルト的な人気を誇るZ級のSFホラーコメディ映画となります。最初から最後までトマトが暴れ倒す映画でもあって、そこは加点要素にしています。因みにアニメ、ゲーム化もされており、続編も制作されています。キラーコンテンツと言っても相違無いでしょ。キラートマトだけに。 

 

会議室のシーンがアニメチェーンソーマンのOPにてオマージュされているどころか、そもそも、原作で一番最初に出て来た悪魔はトマトである事から、チェンソーマンのアイディアの原点とも言える。それだけでも充分に見る理由になるよね。

 

内容のネタバレは赤字部分のみで、特に無いです。

 

 

 劇中の音楽には異常な拘りが。そりゃそうよ、武器は歌なんだもの。

 
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