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仏訳:蛇行、屈曲

邦題:TUBE チューブ 死の脱出

51点。

 

一昔前の夏と言えばチューブ。1985年にデビューした日本のバンドで、90年代は毎年夏になると新曲を出してはヒットさせた。

代表曲は「夏を待ちきれなくて」「夏を抱きしめて」「だって夏じゃない」

「夏だね」など。

俳句の季語にもなっており、勿論、夏。

 

 

え、真面目にやれって?

 

 

原題がなんの捻りもないけど言葉自体は捻ってるけど邦題はまた考える事が出来ない人がつけたんでしょうね。

 

映画の最初、クレジットやロゴは飛ばす人が多いけど、台詞があったりします。この映画の場合、何気無いラジオのチューニング。実はそこに答えがあり、人間が宇宙人や神と呼ぶ認識出来ない存在でこの映画ではEUX、彼らとしています。劇中で描写を挟みますが、平たく言えば宇宙人です。

 

観て行けば解る事ですが、リザは地球、或いは現実世界では既に死んでいます。

これはゲーム脳の監督がゲームの世界を模して、エンディングに辿り着くまでの物語です。

 

 

 

↑絶望を焚べよ!

 

 

ゲームキャラの死とは、プレイヤーが諦める事に他なりません。諦めずに再度ボタンを押せば、キャラクターはまた、クリアに向けて進む訳です。

つまり、この映画の世界でリザの肉体は何度も死んでいますが、その度に修復されていると考えられます。同じようにアダムも修復されていますが、敵キャラ採用されたみたいで、修復が適当。あのゾンビ、片腕ありませんし、エンドロールで焼け焦げたアダムと出て来ますからね。

 

精神が死なない限りは何度も挑戦出来て、自分の腕に刻んだのは攻略ルートでした。みたいな。

 

新しい世界の選別みたいな感じなのかしらん。これってハッピーエンドなんですか?

タランティーノ、これのどこを評価したんでしょう。謎です。