28日(水)朝、血圧は低くも高くもない126-73で脈拍も57と平常通り。
なのにベッドから立ち上がろうとした折にふらつき、危うく膝をついてしまいそうになった。もちろん“立ちくらみ”などというものは過去何度も経験してるから、今回のはそんなレベルじゃないと・・
いつも通りコーヒー飲んで朝を食べる。特段カラダが疲れてるとも思えないし、翌日からは台風10号の影響で3日間程度自宅待機を強いられそうとあって“どっか”を考えるも思いつきはしない。
黒川博行の『破門』を手にする、文庫本ながらずしりと重い550頁ものだ。
映画の製作に用いるべき資金をプロデューサーに持ち逃げされた。
そのプロデューサーを追っ掛けるのは複数のヤクザグループ・・お話の中身は何てことないドタバタものではあるが、登場人物たちの会話は歯切れ良いもの、飽きもせず550頁を読み切ってしまう。
大衆性という意味からすると直木賞受賞作は肯けても得るものは少ない娯楽作品だ。
黒川博行と言えば彼の作品『後妻業』の方がずっと面白く、映画化された『後妻業の女』では大竹しのぶや津川雅彦の好演が目立ったの覚えてる。
これも一種の喜劇とはあれ、世の中にはこんな事件(事例)も少なくないんだろう。
ヘラクレス級の台風10号が本州に接近、九州を縦断して中国地方から近畿圏をも暴風雨圏に巻き込みそうである。とにかく大きな被害が出ぬことを願うしか逆らいようもない。
そして今日は、所属する班で“Sさんを偲ぶ会”が計画されてたのに、これも延期に追い込まれた。