26日(火)は『野うさぎ:例会』だったのに降水確率が高く中止に追い込まれた。

もちろん雨は最重要とすべき“資源”だけど、ここ最近の降り方は特殊の部類で、細かい雨が何日も降り続くから敵わない。しかも悪質なのは偏った降り方で、一庫ダムなど未だに貯水率30%台で取水制限中である。

 

前日、「ほんまかいな」と思わせてくれた「眠らない鳥」、アマツバメについて調べたことを書かねばならない。

日本にも夏鳥として全国的に飛来するアマツバメはアマツバメ科であり、我々が良く見掛けるツバメ科のツバメとは異なり、体長はやや大きく体色も異なるそうだ。

*ネットから借用

 

アマツバメにも種類は幾つかあって、ウスアマツバメは3ヶ月も地上に降りず空を飛び続け、ヨーロッパアマツバメに至っては6ヶ月とか10ヶ月も地上に降りない記録があるそうな。もちろん羽の動きを計測できる極めて軽量化された装置を背中に装着してのことだから、取り敢えず信じなければ仕方ない。

よって前日女性から聞いた「地上に降りない鳥」は確かに存在してたのだ。

 

脳をもつ動物は睡眠を必須とする。

彼等彼女らは空を飛びながら空中の虫を捕え、空高い位置から滑空する際に極く短時間眠るというのだ。ふむ、眠くなれば舞い上がる行動を繰り返すのかな?

空を飛ぶ際に邪魔になる脚を短くしてるから、地上や木の枝での生活には決して適しておらず、地上に降りるのは産卵時期だけらしいから、世の中には忙しく生きてる動物もいるんだと思うばかりである。

 

飛翔に必要な鳥の羽(腕)の仕組みは下の絵の通りで、

人間で言えば肩から肘までを上腕骨と称するが、このヨーロッパアマツバメでは上腕骨を思いっきり短くし、肘から先を長くして風切羽を付け、飛ぶことに特化したカラダの構造になってるらしい。

人の腕は上腕・前腕・手の3部分に区分される。

鳥の羽では、手に相当する部分のを初列風切羽、前腕に生える羽を次列風切羽と呼び、次列の更に内側の羽は長さとか形状が異なるので三列風切羽と称するが、これをもつ鳥は少なく、上腕に羽は生えないとある。

 

それにしても、滑空しながら睡眠をとるなんて信じ難く、前日ご婦人に「それでは眠れないでしょ、信じられません」と言っても仕方なかったと自分を納得させる。

 

やっとこせお昼過ぎに雨上がる。

図書館に入って新聞2紙に目通し、沢木耕太郎の『天路の旅人』と藤野千夜の『夏の約束』を予約。前者はまだ文庫になっていないのか単行本ばかり・・最近この単行本を重く感じて集中が続かなくなるから不便。