生徒さんの声
先日の稽古のあと、生徒さんの感想
「お稽古をしていると、中心に戻れるようです。」
「えっ? 戻れる?」
「子どもの頃のような、余計なものがない、中心です。」
『身体の中心を捉えて』と基本動作の時に誘導の声かけをしますが、身体そのものだ
けでない中心を感じられたようです。
つい2~3日前 西野先生と貫和先生の対談で、「中心を捉えることが呼吸法の眼目
の一つです。・・自分の”真ん中”から相手の”真ん中”に向けてエネルギーを出す。そ
してお互いに交流させるのです。それが対気です。真ん中を捉えることができたとき
には、すべてを捉えることができるのです。・・」というところを読み直したばかりでした。
中心の大事さを再認識したばかりだったので、なおさら生徒さんの感性の素晴らしさに感動しました。
「私は、個々にこだわることでなく、物事の真髄は中心を捉えることである。それに
よって、すべての個々を知ることができる。と考えています。一がすべてで、すべて
が一なのです。」
#"気"の奥義から
中心を捉えるとは? お稽古をして確かめてみませんか。