「今日が何日」がわからなくなります。


そして、そのことが不安になると「今日は○月○日、○曜日よね?」と何度も繰り返し聞いてきます。


これが、認知症の症状のひとつです。


両親と食事の約束をした日の前日に「今日は、何時に待ち合わせ?」と朝7時半ころ電話がかかってきたことがあります。


その時は、「何言っているの? 約束したのは、明日だよ!」って冷たく言ってしまいました。


でも、地域包括支援センターの方(このあたりのしくみについてはまたご説明します)がおっしゃるには、そんな時は、やさしく「今日は○月○日で、約束した日は明日よ。」って言ってあげるとよいそうです。


でも、自分の親となると難しいのが、現実だと思います。


日にちもですが、時間の感覚がなくなり、朝4時半にお隣のおうちにピンポ~ンとか、朝5時にお友達に電話をしてしまったり....ということも起こります。


その時母に「朝8時前に外に出たり、電話をしたりしたらいけないのよ。」と言ったら、「早起きは三文の徳じゃないの? もっと早く教えてくれればよかったのに~」と言われました。


でも、この記憶すぐなくなるなんて思っていませんでした。


1週間後には、朝6時にお隣のおうちにピンポ~ンです。


でも、「なんで~、言ったじゃない?」と言ってはいけないと思い「朝8時前に外に出たらいけないのよ。」と話すと「あ~そうだったんだ。知らなかった。」と答えました。


この時知りました....何度も何度も繰り返し言わなくてはならないことを。


今日もお読みくださいましてありがとうございます。

愛と感謝をこめて

Maria