7月11日の誕生花と花言葉は、アスフォデル(私は君のもの)、アカンサス[葉薊](不死)、瑠璃玉薊[エキノプス](鋭敏)、ツルボラン(生涯信じます)、フクシア(交友・激しい心・好みの良さ)等々があります。今回は、鹿子草[カノコソウ]を取り上げます。花言葉は、「真実の愛情・親切」です。

鹿子草は、オミナエシ科カノコソウ属の植物です。日本では北海道から九州、また台湾やサハリン、北朝鮮等々にも分布しています。現在、市場へ出回っているのは栽培種が多く、野生種のものは減少していますが、。山野の谷沿いや林等、湿った草地に自生しています。
和名の由来は、花姿が鹿の子供に現れる斑点(鹿子模様)に似ている事に由来しています。 また、別名を「ハルオミナエシ(春女郎花)」と言われるほど秋の七草の女郎花にも似ています。古くは「吉根草」と言われて、根茎及び根部は薬用効果があり、精神的に鎮める鎮静作用の効果があるとされ使用されてきました。学名は「Valeriana fauriei」です。現在バレリアンは、がん用語で根が鎮静薬として特定の病状の治療に用いられている植物として治療中のがん患者の催眠剤の鎮静作用を増強するとし、睡眠を改善する方法として研究されています。