12月1日の誕生花と花言葉は、蓬菊[ヨモギギク](平和・決して離れない)、蝦蛄葉仙人掌[シャコバサボテン](一時の美)、カランコエ(花言葉:思い出・ 幸福を告げる)、ドラセナ(幸せな恋・幸福・名もない寂寥)、ゆもぎ菊(花言葉:平和)等々があります。今回は、酸葉[スイバ]を取り上げます。花言葉は、「親愛の情・ 情愛・忍耐」です。

スイバは、タデ科スイバ属の植物です。田畑や道端によく見られます。漢字では、蓚・酸い葉(葉を噛むと酸味があり、スイバ(酸い葉)などの語源となっています)と表記します。ギシギシという地方名もあったり、スカンポ(酸模)、スカンボなどの別名でも呼ばれる事もあります。これらはイタドリの方言名としても用いられたり、英名でソレルとも呼ばれています。
日本では野生の新芽をそのまま山菜として春先にイタドリ同様に食べるます。ヨーロッパでは古くから食用(スープの実など)にされたり、野菜として栽培品種もあったようです。また、古代エジプトでは、食用のほかに薬用にも使われていました。ただしシュウ酸を多く含むので、大量に食べると中毒の恐れ があるので気を付けて下さ い。