本日も、『親子共依存の解消』についての
実例をご紹介します。
ご本人の許可を得て掲載致します。
【 お客様 】
アラサー・バツイチ・
３人の子供のお母親さんである、Bさん。
私のタロット鑑定に、
色んな問題を持ってこられていたのですが、
悩みの根本にあるのが、『親子共依存問題』でした。
【 結果 】
Bさんの鑑定の中で、
一番ポイントとなったカードがこれです↓
ＯＳＨＯ禅タロットの「孤立」です。
Bさんの潜在意識の中には、ご両親に対する
「悲しい・悔しい・寂しい・憎い・ムカつく」
といったマイナス感情が
どっさり詰まっているようです。
でも、そんな感情を抱いたままでは、
悲しくて、日々の生活が出来ません。
そこで、Bさんは、
その感情が顕在意識に上がってこないよう、
しっかり氷で固めてしまったのです。
これで、マイナス感情を感じる事がなくなりました。
普段それを感じることはなくなったので、
Bさんにとっては存在しないのと同じ。
でも、“氷で固めた”という事は、
フリーザーで冷凍保存しているのと同じ。
すごく新鮮なまま、そのマイナス感情が
自分の中に、保存されているという事です。
実は、“色んなものごとがうまくいかない”
“私って幸せじゃない”と感じる時、
潜在意識の中のマイナス感情が、
自分の思考や行動を邪魔している事が多いのです。
どうせ私は愛されない。
どうせ私は認められない。
どうせ私はうまくやれない。
子供の頃に感じたまま封印されたその思いは、
愛されない、という現実。
認められない、という現実。
うまくいかない、という現実。
を運んできます。
そして、「ほら、やっぱり私の思った通りや。
どうせ、私なんか。。。」と、
“自分で画いた脚本通りの現実”
を引き寄せながら生きる事になります。
このままで、幸せになれるはずがありません。
幸せになるためには、
この氷を溶かして、マイナス感情を、
自分の体外に出してしまわないといけないのです。
そのための方法が、「泣く事」です。
私のところに、占いに来られるお客様は、
半数以上の方が、鑑定中に涙を流されます。
時に号泣。
それは、今まで抑えてきた
「悲しい・悔しい・寂しい・憎い・ムカつく」
といったマイナス感情を、タロットカードが、
呼び覚まし、感じさせてくれるようです。
お客様の中には、
「なんで私って泣いてるんでしょう？
泣くようなこと、言われてないのに。。。」
と戸惑いながら、
はらはらと涙を流される方もいらっしゃいます。
これは、ご本人が気づいてないだけで、
”今まで抑えてきた何か”に触れたことで、
自然と涙が出ているのだと思います。
泣いた後って、とてもスッキリしますよね。
それは、涙の中に、ストレスホルモンが含まれており、
ストレスが、涙と一緒に
体外に排出されるからとも言われています。
でも、Bさんは他の方とは違いました。
「私は、どんな時でも泣けません。
泣こうとしても泣けないんです。
泣き方を忘れました。」
とおっしいました。
もちろん鑑定中も、泣かれることはありませんでした。
よっぽど感じたくない『思い』が、
しっかりと、Bさんの中に押し込められ、
自分の感情を殺しているようでした。
【 結果検証 】
さて、私は鑑定結果から、Bさんに
「泣く事」を宿題として出しました。
その方法もお伝えしました。
その結果を、ブログに書かれていますので、
ご紹介します。↓
「泣く事」
そして、その後、親子関係にも、変化が見え始めました。↓
「素直に・・・」
少しずつ自己開示しながら、成長しはじめたBさん。
すべての問題が解決した訳ではないけど、
大事な事に気づかれました。
詳しくは、Bさんのブログをお読み下さいね。
数回に分けて書いておられます。
（↑現在、リンク切れのためお読み頂く事が
できなくなっています）
そして最近、Ｂさんは、本当にやりたかった事の
スタートを切られたようです。
今までは、
“どうせ私なんか。。。”
“どうせうまくいかない。。。”
という思いによって、好きな事をしようとするBさん自身が、
抑えられていたのでしょう。
でも、親子のコンセントを外す事で、
動き始めた何かがあるようです。
親とのコンセント、外すのって恐いですよね。
だって、あなた、一人じゃ生きていけないもんね。
でも、思い切って外してみると、
思いもよらない事が、始まる時があります。
恋愛、結婚、子供、仕事、ミッション、などなど。
今まで叶わなかったのなら、
そのままのあなたで、何一つ変わらなければ、
これからも、叶う可能性は低いんじゃないですかね。
だったら、『依存からの脱出』、
挑戦してみても、ええんちゃいますか？
実は私も、結婚してから、
とてもよく泣くようになったんです。
安心して、泣ける場所、弱い自分を出せる場所が、
出来たからかもしれません。
１人で泣けないと言う方は、一度
鑑定にお越しください。
